ガイバーの30巻を読みました。
- 作者: 高屋良樹
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: コミック
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これまでのあらすじ
ガイバーというのは、規格外品を意味します。秘密結社クロノスより持ち出された3つのユニット。そのユニットを偶然、手に入れた主人公、深町晶。彼がユニットの持つ力である強殖装甲によりガイバーに変身して秘密結社クロノスと戦う話です。
登場人物がめちゃくちゃ多いです。まずはクロノスのアルカンフェルとバルカス。アルカンフェルは本作で最強の力を持つ調整体です。彼の体は降臨者と呼ばれる異星人に作られました。地球のすべての生き物は彼ら降臨者の戦争の道具として作られたものです。ユニットは彼らが作った武装です。ただし、地球人は降臨者に見捨てられることになりました。地球人がユニットを装着すると彼らの支配を逃れ絶大な力を持ってしまうことがわかったためです。アルカンフェルは、地球を廃棄して消そうとする降臨者と戦い、深い傷を負いました。
アルカンフェルに忠誠を誓うバルカスは元人間ですが、アルカンフェルの体を真似して獣神将と呼ばれる超人を多数作ります。12体の獣神将がいましたが、もう結構やられちゃってます。
深町以外にもユニットを持つ巻島勢力や、クロノスを離反した獣神将の勢力。さらに3体しかいないはずのユニットのコピーユニットで殖装する女ガイバー、クロノスの獣神将を狙うアポルオンなど、様々な勢力がそれぞれの思惑で動いています。
30巻のあらすじ(ネタバレ注意)
瀬川兄妹がアポルオンに連れ去られたところからです。古代からある神殿らしきところ。壁画には降臨者と思しき絵がありました。
場面は写って、巻島勢力であるゼウスの雷のアジト。ギュオーとアポルオンという勢力に襲われたことで、晶と顎人は休戦ですね。
アプトムと晶はアポルオンについての情報を集めるため、十二神将であるシン・ルベオ・アムニカルスに接触します。このとき、ガイバーにアプトムを鎧のようにまとっています。その姿が30巻の表紙ですね。
瀬川兄妹の神殿がある島ですが、やはりアルカンフェルのいる島でした。そして、島にあるレストハウスには無防備に眠っているアルカンフェル。やはりアポルオンはアルカンフェルと関係がありましたね。獣神将を狙う理由がわかりませんが、瀬川兄妹を島に連れてきた理由はもっとわかりません。
そして、シン・ルベオ・アムニカルスよりガイバーIIFの正体も明かされました。ヴァルキュリア・F・リスカーがフルネーム。ガイバーIIのオズワルドもファミリーネームがリスカーでしたから血縁関係のようです。
最後の設定資料室は必見ですよ。28年30巻に及ぶ連載の中で、各キャラクターの初登場と現在の顔が並べられてます。いやーさすがにこれだけ長期間の連載だと、まったく顔が変わる人がいますね。サングラス姿のアプトムだけ、まったくかわってないw。
- 作者: 高屋良樹
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- 発売日: 1998/10
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