PHMPK.LOG

漫画、ゲーム、投資、育児

広告

僕だけがいない街(2)(3)、リバイバルには過去を変える力があるみたい。次はアイリの出番ですね

広告

僕だけがいない街 (3) (カドカワコミックス・エース)

三部けい先生のサスペンスホラーの2巻と3巻です。1巻はなかなかにサスペンスSFって感じで面白かったです。

僕だけがいない街(1)、三部けい先生の漫画です。伏線が広がる1巻は面白くてたまりませんでした - PHMPK.LOG

過去の殺人事件の犯人が現在も同様の犯罪を犯していることに気づいてしまったために、母親が殺害され、犯人を追いかけるも逃げられてしまい追い詰められた所でリバイバルによって、遙か過去の小学生時代まで遡ったところで終わっています。

リバイバルのルール通りであれば、殺人事件を防がなければ未来に進めないことになります。

2巻と3巻のあらすじ(ネタバレ注意)

戻った過去は昭和63年2月15日。18年前に戻っていました。同じクラスの雛月加代が失踪する1ヶ月前です。

かつては親しくなかった雛月と仲良くなり、殺人を防ぎ、真犯人を突き止めようとします。雛月は母親から虐待を受けています。担任も気づいていたようですが、児童相談所に相談してもなかなか親子を引き離すことができません。雛月が殺されるはずのその日に、一緒に誕生日を過ごし、殺人を回避したかのように思われましたが、翌日雛月は登校せず殺されてしまいました。

ここまでが2巻です。

雛月の家に行き、母親が未だ失踪している娘の服を捨てているのを見て、娘を殺したのが母親であることを確信します。そして、そこでリバイバルが終了して現在に戻ってきます。

殺人犯として追われており、バイト先の店長の家に言った時には、何も知らないふりをして警察を呼ばれたりします。そして同じバイトのアイリに匿われます。そしてアイリと話したことで、リバイバルから戻った現代では過去が変わっており雛月の殺された日が1日ずれていることに気づきます。

ピザ屋では店長と西宮という男が会話しています。この西宮という男のメガネが露骨に怪しいです。ずいぶんと権力を持った男性のようです。ピザ屋に便宜を諮り、信号を設置しています。

店長にはアイリが悟を匿っていることがバレてしまいます。そして、アイリには悟の母親の携帯から「その場を動くな」というメールが入り、家に放火されます。悟に救出されたアイリは、こっそりとその母親の携帯を悟のポケットに入れていました。

母の携帯の発信履歴にあった元同僚を頼ります。彼は、すべての事件が偽の犯人を逮捕させるという形で決着しており、何一つ解決していないと言います。

病院から抜けだしたアイリですが、悟と会った時に警察の尾行により、悟は逮捕されてしまいます。ここで3巻終了。

母親の携帯からメールを送れるのは真犯人だけなので、放火したのは真犯人と思われます。ただ、店長の出てくるタイミングから考えると、店長はアイリに殴られた後、真犯人に接触して情報を伝えていたのではないかと思われますね。アイリも「私は犯人を見ているのかも」といいますし、ますます西宮という男が怪しくなってきますね。そして、雛月はシングルマザー家庭に見えましたが、死体と共に内縁の夫と思われる顔の見えない男と一緒にいました。悟は逮捕されたので、ここから動けるのは母の元同僚澤田かアイリの2人。どう展開していくのか楽しみです。

Kindle版はこちら→僕だけがいない街(2) (角川コミックス・エース)

Kindle版はこちら→僕だけがいない街(3) (角川コミックス・エース)

関連エントリ

僕だけがいない街(1)、三部けい先生の漫画です。伏線が広がる1巻は面白くてたまりませんでした - PHMPK.LOG僕だけがいない街(1)、三部けい先生の漫画です。伏線が広がる1巻は面白くてたまりませんでした - PHMPK.LOG

三部けい先生のマンガは全部読んでいます。カミヤドリと菜々子さん的な日常は、それぞれだいぶ前に読んでたんですけど、2つのマンガが同じ作者であることに気付いたのは鬼...

僕だけがいない街(4)のあらすじとネタバレ - PHMPK.LOG僕だけがいない街(4)のあらすじとネタバレ - PHMPK.LOG

悟と会うために母親と入れ替わって病院を抜けだしたアイリ。橋の下で悟と会い、「西園」という人物が怪しいと告げます。病院から警察の尾行を巻いたかに思われましたが、や...

広告