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僕だけがいない街 / 三部けい(4)、あらすじと感想

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僕だけがいない街 (4) (カドカワコミックス・エース)

悟と会うために母親と入れ替わって病院を抜けだしたアイリ。橋の下で悟と会い、「西園」という人物が怪しいと告げます。病院から警察の尾行を巻いたかに思われましたが、やはり尾行がついており悟は逮捕されてしまいます。リバイバルも起きず、ここからはアイリの出番かと思われましたが違いました。

4巻では、逮捕されて連行されていく途中に、かつて経験したことのある視線に気づき、再び18年前にリバイバルです。今度は雛月を救えるんでしょうか。そして、犯人を突き止めることができるんでしょうか。

4巻のあらすじ(ネタバレ注意)

幼い頃に遊んでもらったアッコねえちゃんについての回想からです。アッコねえちゃんが誰かに呼ばれて、物置小屋に入っていくところを目撃します。小屋に入った後、声をかけてアッコねえちゃんを呼び出しました。中にいた人物の目に見覚えがあることを思い出した所でリバイバル。無意識のうちに、幼い頃殺人犯と接触して、アッコねえちゃんを助けていたんですね。

リバイバルして、ケンヤが話しかけてきます。「貸した本は面白かったか」と。「まだ読んでない」と答えますが、実はそんな本はありませんでした。ケンヤがカマをかけてきてたんですね。悟が別人物であることを見ぬくとは、かなり明晰です。これでも11歳。

まずは、犯人として逮捕されるユウキさんにアリバイを作ることを考えます。そして、雛月の母親を排除しようとしますが、ケンヤに止められます。方針転換して、雛月を誘拐することにします。死亡予定日前後で、使われてないバスを隠れ家にして雛月を匿います。

最後は母親、教師、児童相談所、雛月の母親全員の協力を得て、虐待の証拠を突きつけて母親と雛月を引き離すことに成功します。リバイバルから戻った時にどうなってるのか気になります。これは5巻も必読です。

母親の内縁の夫らしき人物は真犯人ではないようです。普通のお兄さんって感じでしたね。匿ったバスを物置に利用していた「真犯人」。やはり悟の母も知るような身近な人物なのかも、という気がします。アッコねえちゃんみたいなケースを見ると、かなり繰り返し凶行に及んでそう。

Kindle版はこちら→僕だけがいない街(4)

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