Wii U|バーチャルコンソールに、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が加わりました。バーチャルコンソールにおけるDSソフト配信の技術的問題が解消されたと見えます。DSと3DSを合わせると、売上台数でほぼ飽和しているとも見れますので、これから任天堂としてはDSソフトの配信に力を入れてくるかな、と思います。
DSで私がハマったソフトを紹介すると、ひょっとしたら配信に影響をあたえられるかもしれないので、書いておきます。なんと言っても最初はカードヒーローです。このゲームもWi-Fiコネクションで遊べるんですけど、残念ながら売ってしまって手元にありませんでした。
ゲームボーイカラー用のカードヒーローの続編に当たります。カードヒーローの何が面白いのか? 私のつたない言葉で伝わるかどうかわかりませんが、自分で思ったことを述べてみようと思います。
ルールが簡単
モンスターを召喚して戦わせるという基本的なコンセプトがあり、シンプルなターン制のカードバトルです。マジック・ザ・ギャザリングと比べるとスタックやカウンター、インスタントといった難しい要素はありません。相手プレイヤーのターンはなされるがままですし、自分のターンでは起こしたアクションがそのまま作用します。
自分の手札と毎ターン補充される「ストーン」と呼ばれるキャラクターの召喚・レベルアップやキャラクターおよびマスターの「とくぎ」を使う際に消費されるものを、どのように使うかを考えるのが基本になります。
戦略が幅広い
召喚したモンスターに、敵のどのモンスターを攻撃させるか、レベルアップさせるか、攻撃を保留して気合溜めをさせるかといった判断に加え、限られたストーンで可能な限り有利な状況を作り出せるマジックの使用方法などを判断します。その瞬間が楽しい。
一部のモンスターにはレベルアップによってスーパーカードという強力なモンスターに進化できるカードもあり、進化に成功すると圧倒的優位に立てます。もちろん、相手はスーパーカードを使わせないように戦略を立ててきます。
デッキ構築が楽しい
前述のスーパーカードやマジックとモンスターのバランス。強力なカード対策など、デッキ構築だけであらゆるケースを想定して組むことに成ります。自分のコンボを成立させることも重要だし、相手のコンボをできるだけ少ないストーンで止められるようなカードも入れて置かなければなりません。また、同じカードを何枚デッキに入れるのか、という悩みも深いです。
私が好きなカードはマジックのスケープゴート。攻守に使える上級者向けカードです。自分のマスターにかけて、ダメージを逸らすことはもちろん、相手マスターにかけて後段のモンスターを破壊することもできます。レベルアップに繋げやすい点がGood。
褒めちぎりましたけど、改良点がないわけではありません。先攻後攻のレギュレーションの差は、残念でした。どうがんばっても、このゲームでは先攻が有利です。体感的には8割ほど有利になっているような印象があります。この部分をルールで埋められればよかったんですけど。
単独でDSiウェアとして出されたシングルバトルでは、それほど後攻が不利なわけではありません。ただ、こちらは運の要素とデッキ相性で決まってしまう部分があり、なかなか難しいところです。
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