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オールラウンダー廻(14)、あらすじと感想

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オールラウンダー廻(14) (イブニングKC)

総合格闘技マンガ、オールラウンダー廻も14巻まで来ました。一つの試合を丁寧に描くので、進むのは遅いですが廻は少しずつ強くなっています。その廻を見て、マキちゃんがどんどん惚れ込んでいってます。

キャラクターの成長については、作者の遠藤浩輝先生のTweetが話題になっていましたね。

最近の漫画に「成長をじっくり描く時間」はあるか?

前回までのあらすじ

廻は、全日本アマチュア修斗選手権のライト級に出場しました。幼馴染の喬とは、決勝まで進まなければ当たりません。1回戦の相手は、元キックボクサー秦祐樹。タックルを切って打撃で攻めてくるタイプです。早速カウンターを喰らってダウンを喫してしまいます。

そこからは、打撃はスウェイで躱され、タックルは見切られた確実に切られて不利な展開に。タックルを切られてから、僅かなスペースで左ストレートを打ちダウンを奪います。相手の注意を打撃の高低とタックルに散らしながら、最後はタックルをフェイントに右のオーバーハンドを放ちます。

14巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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右のオーバーハンは躱されますが、左ミドルキックにつなげて体勢が崩れたところを、首相撲からバックチョーク。1回戦に勝利します。

喬は初戦、古武術と思われる近接アッパーで相手の動きを止め、一瞬で飛び膝蹴りを決めてあっさり勝利。

廻の2回戦の相手は足関節技が得意な壊し屋、増岡京介。廻にとって、初めてと言えるくらいスタンドの打撃では圧倒。しかし敵も、高速の足関節を次々仕掛けてきます。ポイントではリードしますが、一度でも対処を間違えると即座に試合が終わってしまいます。相手の切り札、コーナー近くでのカニ挟みからの内ヒールで、ロープ際回転して逃げるスペースを潰します。逃げられないと判断して、ヒールホールドで切り返します。即座の判断力が素晴らしい。最後は3度目のスライディングを見切り、顔に膝蹴りでK.O.

廻の次の相手は、同じオールラウンダー型の香取舟。同じオールラウンダーですが、全くタイプが違います。香取は身長180cmで、レスリング出身。長いリーチで打撃も強く、レスリング出身で投げも極めも強いという理想的なオールラウンダー。

Kindle版はこちら→オールラウンダー廻(14)

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