前回までのあらすじ
29巻と30巻からです。28巻までもおもしろいですが、長いので話の紹介は省略。闇金ウシジマくん 29 (ビッグコミックス)作者:真鍋昌平出版社/メーカー:小学館...
30巻では、とうとう情報商材アフィリエイトネタが出てきました。「フリーエージェントくん」編に突入です。さらに登場人物の天生翔(てんじょうかける)がどう見ても与沢翼です。
村上仁という昔出てきたキャラが今回は狂言回しですね。人材派遣からネットビジネス講習「天生塾」のセミナーで洗脳されて、両親とマサルに計100万の借金を背負って入会しました。
31巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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天生翔の一番弟子である清栄真実(きよさかまこと)のもとで清栄ハイパーメソッドを売りさばく村上。前巻で村上と情報商材の売上を競っていたしんこchは、丑島達の取り立てに遭っています。しんこchのセリフが素晴らしい。「俺は2ヶ月後には秒速1億稼ぐ人間だ!!」この秒速1億っていうフレーズのインパクトはすごいですね。
村上は清栄ハイパーカンパニーで働き始めます。賃料50万！。「君はもう後には引けない。上を目指せ！僕の年収は2億だ」 その後、苅べーというヤンキー達相手に情報商材を売り始めた村上。自分が天生にされたことを、こいつらにもすればいいと気付きます。遅い、遅すぎる。しかし、そこからが凄まじい。清栄を脅かすほどの速度で情報商材を売りさばきます。りなという彼女もできます。
天生は、一番弟子の座をかけて清栄と村上を競わせます。天生生誕祭のチケット販売勝負。
苅べー達は、インフルエンサーとインフルエンザを勘違いして、苅べー激アツメソッドなる商材を暴力で売りさばきます。商材の中身は「金持ちになりたいなら俺とおなじことをしろ」。
最後は、村上が清栄に、天生を裏切ることを持ちかけます。苅べー達も、パクられるときは村上を道連れにするつもりで、全員に不穏な空気が漂ってきた所で31巻終了。
今回は情報商材にまつわる空虚な名台詞が多くて、読み応えがありました。天生の過去や気持ち悪い性癖は、モデルになった人に訴えられないのかな。
- 作者: 真鍋昌平
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/05/14
- メディア: コミック
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