ジャンプSQで連載している、アメコミや特撮などの要素をふんだんに盛り込みつつ魔法少女も登場するマンガ。4巻を読みました。
1人のヒーローに着目して、1話がすすむときもあれば本編とも呼べる悪役のサカキが暗躍する話もあります。
最初のヒーローにして、ヒーロー総隊長Mr.ロストマンが、弟子であるサカキに殺されました。サカキをリーダーとする敵勢力3人とどう戦っていくのか気になります。主人公である北鹿姉妹は力を失ったヒーローですからね。
4巻のあらすじと感想
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現状最強のヒーローである魔法少女ミカちゃんの話から。マックラヤミ帝国と戦っていたんですね。完全に倒したかに思われましたが、地球に大王が襲来。怪獣を撃破したことのあるキャプテン・ジャパンやマイティ・ブロウ、アルトゥロマンが戦いますが全く歯が立ちません。いかに魔法少女が絶大な力を持っていたかがわかります。ミカちゃんは力を失いますが、最後の力を振り絞って大王を倒します。キャラ紹介には、異世界から来た妖精と契約をかわして魔女になった、とありますね。ところで、マリーナ隊長はロストマンの孫娘だったんですね。
次の話につながっており、最強のヒーローが力を失ったので2番目に強いフレイムベインが1位になります。このフレイムベイン、サカキと因縁がありました。というよりも、サカキの実験で生み出されたヒーローと言えます。腕にくっついた球体からでる炎を操る能力。サカキに挑んで敗れたところを隊員のレイ・ニコルに助けられます。レイの影響を受けて、ヒーローとして戦うことに喜びを感じるフレイムベイン。しかし、そのレイはサカキに殺されます。軍の秘密を掴んだためです。ロストマン以上にサカキと良い戦いをしますが、決着はつかずでした。
総隊長の部屋から発見されたメモリから、とうとう全員がサカキの正体に気づくことになりました。しかし、時を同じくして軍の集会で、サカキがジェイラスを紹介。動じていない顔ぶれが居るところを見ると、実は軍の中にかなりのサカキ協力者がいることがわかります。ヒーローと怪人両方の力であるλエネルギーを打ち消す方法を開発したとのこと。まだまだ伏線が広がります。
サカキを倒す役目はやはりフレイムベインなのかな。彼もフレイムベインのことを最高傑作と呼んでましたし。
- 作者: 荻野純
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/07/04
- メディア: コミック
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