神アプリの4巻と5巻を読みました。3巻までで、神アプリの成り立ちやそれを利用していると思われる犯罪者が出てきました。主人公の御子柴は、莫大な神アプリ使用料を支払うために東雲と組んで、賞金付きの犯罪者を追います。
福文字仮面の攻撃により、東雲が大ダメージを受けています。化学教師の面目躍如ですね。戦闘を行なっているのが廃ビルなので、神アプリを効果的に使えません。
4巻と5巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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御子柴はトドメを差されそうな東雲を助けるために囮となり、福文字仮面を引きつけます。ボウガンの矢が残り1本なので敵も慎重。廃ビル全体に仕掛けた罠で御子柴を追い詰めていきます。しかし、ここでも特異の薀蓄と的確な判断力で乗り切る御子柴。とっさに男子トイレではなく女子トイレに入るとは。そして、相手の性癖を利用した罠を逆に張ります。福文字仮面は靴の匂い好きすぎ。最後に福文字仮面の自供で、福文字仮面に追われている子を教えた人物が木工仮面であることが明らかに。
仮面組合(マスクギルド)という犯罪者組織があるんですね。そして、木工仮面は明らかに神アプリの使用者。さらに拘束マスクとのつながりもありました。
犯罪者を回収に来た業者を追うことでGod Toolsについて情報を集めようとしますが、これは監視者の早瀬に妨害されます。御子柴は、一か八か神アプリを通じて自分たちを監視している人たちにスマホを通じて呼びかけ。これに答えるGod Toolsの歴谷主任。
木工仮面は神スマホをハックして、犯罪に利用していたんですね。そして、God Tools側はハンターを育成して彼を追わせていた。
ここからは新章。新たにハンターとして芝浦が登場。巻上の元カレ。神アプリと高額アイテムを駆使して犯罪者を狩りまくるやり手ハンターです。ドライで自分の利益を優先するタイプに見えましたが、実は巻上のことを思って密かにサポートしつつ神スマホ使用者の魔の手から救っていました。
その芝浦とミイラマスク女の戦いに。ミイラマスク女は逃亡しますが、芝浦はそれを追いかけて罠に嵌められます。木工仮面と拘束マスクも加えた3人で芝浦を倒す計画でした。拘束マスクの正体は巻上を襲おうとしていた品川ではないようです。木工仮面は品川を殺して神スマホを奪い取っていたんですね。「神スマホ狩りがボクらの使命」と言います。圧倒的ピンチで、追い詰められる芝浦。そして、そこに向かう御子柴。5巻はここまででした。
犯罪者組織 対 ハンター&God Toolsという大きな枠組みが見えてきましたね。
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