9巻までで突如打ち切りとなってしまった「バーサスアース」。テーマは人類の敵は地球!です。7巻と8巻を読みました。前回もちらっと言ったんですけど、チャンピオンは面白い漫画が突然打ち切りになっちゃったりします。ケルベロスとか、古いところだとバロン・ゴング・バトルとか。それぞれ結末どうなったんでしたっけ?。
バーサスアースの方は、深柱と呼ばれる生物との戦いも佳境に入って来ました。ラスボスと思しきエンプトノートが登場。千本の柱を融合させて滅火の塔を建造し、強力なマントル熱戦で一挙に人類を焼き尽くそうとします。千本の柱が密集した地域に侵攻するピラーブレイカー。3つの部隊に別れて突撃しますが、林さんの部隊が太陽のような光球状の深柱に襲われ絶体絶命となります。
7巻と8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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光球状の深柱に追い詰められますが、この空間を覆う光の壁は他の深柱が作り出していると推理。真上に2体目の深柱の反応がありました。そこに向かって甲徹甲弾を打ち込む3人。自衛隊の支援もあり、壁が崩れます。怪我人こそ出ましたが、死者ゼロで侵攻を終えます。しかし、破壊できた深柱はハルトの手による1体のみ。わずか0.1%を削るためにかなりの労力です。
エンプトノートは、さらに新たな戦士を生み出しています。これが王の能力なわけですね。新たな戦士はフェルゼル、アーカスと互角の力を持ち見た目は兵真と瓜二つ。
敵の的確な迎撃は空中からの深柱投下によるものと判明。空中生成型の深柱を先に叩くことに。拠点は護国寺。迎え撃つは戦士ビゼリア、深柱の破片に雷を纏わせる能力の持ち主。ピラーブレイカー9人で相対しますが、ボロボロに追い込まれます。
ハルトが体を貫かれながらも敵の雷を自分の剣に纏わせ、渾身の一撃で敵の体を両断。トドメをさそうとしたハルトを止めたのは戦士フェルゼル。兵真の姿を見て全員が動揺します。敵が退却し、護国寺での戦いはここまでとなりました。
忘れていましたけど、ハルトと同じく深柱と融合していたスルトを持つ真宮寺ルイが登場。新たに深柱を従わせる能力を得たようです。エンプトノートの戦士には効かないようですが。今後の伏線ですかね。萩原一族と同じく深柱を研究してきた真宮寺一族の出身という情報も。
大怪我を負ったビゼリアですが、エンプトノートに修復されています。さらに2人の新戦士が登場、ラランとサークェ。好奇と残虐の衝動に突き動かされる2人。各戦士に衝動があるわけですね。ビゼリアは忠誠。フェルゼルが気になります。
ビゼリアとの一戦で力のなさを痛感した玲央は、ASURAの強化実験に実を投じます。明らかになったのは、これまでマントル熱戦を止めていた盾のなかに人工的に作った深柱髄幹が仕込まれていたという事。これと融合することでさらに盾の性能を引き出せるわけですね。
8巻の最後は2度目の侵攻を描きます。今度は2つの部隊に分かれて。迎え撃つはララン、フェルゼル、サークェ。テコ入れの成果か、展開は遅くない気がします。これで打ち切りはもったいないなあ。
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