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凍牌 人柱編 / 志名坂高次(8)、真実を賭けた麻雀で高津に敗北、同級生とのレート麻雀に。番外編はアイが登場

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凍牌~人柱篇~ 8―麻雀死闘黙死譚 (ヤングチャンピオンコミックス)

ヤクザの代打ちとして、命をかけて麻雀する高校生Kの活躍を描くマンガ。通称「氷のK」、決め台詞は「震えてるよ」です。

1000点10億円という凍牌史上最高レートのヤクザ東西決戦後、信用ならない高津と真実をかけて麻雀勝負を挑んだK。負ければどんな命令であっても、高津に従わなければなりません。序盤優勢に進めていきますが、徐々に高津が押し返していきます。高津は「俺はKよりも強い」と自信満々です。「Kの麻雀は歪んでいる」とも。

8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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Kの麻雀をずっと見てきた高津曰く、Kの弱点は勝つまでに負けすぎること、トップにこだわりすぎること。順調に点数を積み重ねる高津を負かせるには、ラスに落とす必要があります。しかし、Kの麻雀はあくまでトップを取る麻雀。ラスになったのを見たことがないとKに言わしめる高津が相手では難しい話。

そして、勝負の途中でKの知りたかった真実を語る高津。堂嶋を襲わせたのも、アミナの病気を知りながらKに黙っていたのも高津でした。これでは勝ってもKに得るものがありません。麻雀対決はKの敗北。その後、どれでもいいから牌をめくって数字の大きい方が勝ち対決に持ち込みます。そもそも麻雀勝負を持ちかけたKも不可解でしたが、この勝負をあっさり受ける高津も不可解です。しかし、高津にはこの勝負でも勝算がありました。最強の中がKの手の中にあることを見抜いていたんですね。結局高津の完勝に終わり、Kは高津の言うことを聞いて今後も麻雀をうつことに。

ここから新展開。借金を背負った同級生一家と麻雀することに。同級生一家の親父はどうしようもない借金体質ですね。当日になってレートアップの要求をのみます。これはKにボコボコにやられるフラグでしょうか。卓を囲むのはK、桂木優、吉川兄妹の4人。レートは千点10万円。ちらっと優が麻雀に加わることになった経緯が出てきました。高津に敗北後、アミナを差し出すものと思っていましたが、優を差し出すことになっていました。それにしても優はKに献身的に尽くしますね。

吉川兄妹との麻雀の方は一進一退の攻防となります。Kの麻雀は歪んでいると言われてからどうもしっくりはまらないようです。吉川兄妹は素直な麻雀で、2人組という事を活かすこともなくごくごく普通に打ちます。まあ、イカサマでもないかぎり確率的にはこうなりますよね。ここまで素直な相手は初めてじゃないですかね。

番外編「アイ〜もう一つの凍牌〜」は、博多が舞台のアイの麻雀。振り込んだらダーツを体に向かって投げられ、乳輪に当たると支払う点数が倍となる変則麻雀。こういう狂気をはらんだ麻雀こそが凍牌の醍醐味ですよね。サングラスを使った相手のイカサマを見破り、見事勝利します。3対1で、サングラスですべての牌が透けてる状況で勝利とはすごすぎる。

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