三宅乱丈先生が描く壮大なSFファンタジーサーガ。難解な世界設定は、前回のエントリで私なりにまとめてみました。
双子の兄弟であるデュルクとミューバが、それぞれイムリとカーマ側で活動しています。2人の対決は未だありませんが、衝突不可避でしょうね。
デュルクはイムリ達に誘導彩輪と「道具」の使い方・宿し方を伝授していきます。促迫を教えないことについて、ニコの怪しい視線がありました。そして、ニコの恋人らしき人物も登場しています。
ミューバはトパロに促迫をかけ、道具とデュガロについて知っていることをすべて聞き出します。抗体の知識をえてデュガロを問い詰めますが、頭が弱く丸め込まれます。しかし、ここからガラナダの裏切り?によりミューバに命令彩輪が宿されてしまいます。ミューバが覚醒者になれると信じるガラナダ。抗体を持ち、払拭の道具を宿しているミューバは最強で誰も手を出せない存在になってしまいました。
16巻のあらすじと感想
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デュガロに促迫をかけ、すべてを知るミューバ。こうやって一気に逆転してくところが、恐ろしい所でもありこのマンガの面白いところです。デュガロにとってミューバは利用するだけの下賎なイムリであり、本当に大切なのは賢者の子であるタムニャドであったことを知ります。
気に入らないからと、ラルドに命令をかけて殺すミューバ。絶望したイマクですが、主人であるラルドが死んだことを哀れんだヴィテジに命を救われます。順調にヴィテジは、カーマの残虐さに気づいていってますね。そして、奴隷たちの群れとともにイコル区に入れられたイマクは、気づかれないうちに脱走。はっきり語られませんが、イコルってイムリとカーマの混血ですよね? ラルドを見て命令彩輪の作り方も知っているイマクの反逆とは面白い展開です。イムリ・カーマに続くイコル勢力誕生でしょうか。
デュルクたちはというと、アンゾとニコが「誓い」をあげて結婚していました。凍った海に行き、襲われていたイムリ達を助けます。その後、カーマの船を乗っ取り、捕らえられているイムリを開放しに行きます。ここでも乗っ取りの時に促迫を使ったデュルクに、再びニコが怪しい視線を向けていました。
向かった先のカーマの城では、ミューバによる罠が張られていました。イムリを助けようとして、アンゾがニコの目の前で体をバラバラにされて死にます。やはり誓いはフラグでしたか。
- 作者: 三宅乱丈
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