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死がふたりを分かつまで / たかしげ宙 / DOUBLE-S(24)、ザシドの超人ぶりが明らかに。ジーザスもデュハナに参戦してザシドと対決

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死がふたりを分かつまで(24) (ヤングガンガンコミックス)

これまでのあらすじ

予知能力を持つ少女の遠山遥と対犯罪者組織エレメンツ・ネットワークに所属する盲目の剣士・土方護の話です。予知能力を持つがゆえに両親を殺され、暴力団に拉致された遥は、自分が助かる唯一の解として、護に助けを請います。「死がふたりを分かつまで」護衛してもらうことを遥は護に要求。これがタイトルになっています。

最初は強奪者(プランダー)と呼ばれるテロ組織との戦いから始まりました。企業から様々な最新技術を強奪していくテロ組織。予知能力にも目を付けました。頭目のエジー・トゥルスは結局、両腕と片足を切り落とされて一人では満足な生活すら送れなくさせられます。

エジー・トゥルスの後任として日本に来たのがジーニ・トゥルス。ただの先頭集団ではなく漆黒部隊(ブラックユニット)と呼ばれる精鋭中の精鋭を引き連れて遥を狙います。この話で、たかしげ宙先生の他の作品とクロスオーバーしました。「ALCBANE」や「JESUS 砂塵航路」のキャラクターが続々登場します。

すべての戦いを終わらせるために護が選んだ道は、遥と離れてジーニと組み、強奪者を送り込んできていたテロ国家デュハナ准国のザシド・トゥルス大佐を討つこと。これにたいして遥もその予知能力を駆使してエレメンツ・ネットワークを率いてデュハナ准国に入国します。

テロ輸出国家デュハナのザシドがラスボス、という感じで盛り上がってきています。当のザシド・トゥルスはラスボスにふさわしい、体の半分が不気味な刺青の風貌で最強の戦闘能力を持つ一族のリーダーというポジション。後継者候補の自分の息子たちが全員頼りないんで、予知能力を持つ遥の遺伝子を組み込んだ自分のクローン生成を目論んでいます。

もう10年近く続いてるんですね、このマンガ。いろいろありましたがザシド・トゥルスというラスボスを倒して終わるんでしょうか。メディアミックスしてませんけど、これまでアニメ化の話とかなかったのかな。それとも断っちゃった?

24巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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ザシド息子のミサルト・トゥルスは、遥の部隊と交戦するも何一つ出来ずに撤退させられます。報告を聞いて遥が自分に近づいてきていることを確信するザシド。

遥達の次なる狙いは、デュハナにある人間生産工場ダンテ313の破壊。この施設はトランスプラントコネクション、つまりジーザスの敵対する組織が建設したものですね。

遥の手が迫っているという事で、工場に入り警戒態勢を引くギド・トゥルスとミサルト・トゥルス。ギドは飽きっぽくて無気力な性格のようです。さらに、この工場に総指揮をとるためにラスボスのザシドも入ってきます。とうとう開幕するザシド対遥。遥がザシドを狙うのは、護とザシドが戦えば、ザシドが勝利することが予知によりわかっているため。予知というよりも超高度な情報処理能力ですが。

エラン・ジュリエット・伊吹達が派手に暴れまわる中、単独爆弾を仕掛けるパイロに気配を殺して近づくザシド。軽いフットワークですね。素手であっという間にパイロを組み伏せるザシド。ここから彼の超人ぶりがこれでもかというくらい発揮されます。エランが助太刀に登場し、武器に仕込んだ必殺の一撃を打ち込むも、ダメージをそのまま跳ね返されます。屈服か死を選べ、と言われた所で登場する伊吹。ブケファロスで突進していきますが、衝撃吸収スーツもろともラリアットの一撃で破壊するザシド。極めつけはアッシュの狙撃を回避するところ。視力20で夜目も利くため、1km四方はすべて丸見えだそうです。念能力者もびっくりの円の使い手でしたか。一瞬目を話した時には、既にアッシュの足元に到達しているザシド。500mを1分で走破してまったく息が切れていません。

ラストは工場破壊でも影で活躍していたジーザスの登場。トランスプラントコネクションの私設という事でやはり出てきました。次はジーザス対ザシドですね。どちらも最強キャラだけに、これは楽しみ。

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