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嘘喰い / 迫稔雄(35)、アウトロー支配を賭けて伽羅とキョンホジョンリョが命を賭けたギャンブル

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嘘喰い 35 (ヤングジャンプコミックス)

凄腕ギャンブラー斑目貘、通称「嘘喰い」の活躍を描くマンガ。

賭郎と言う名のギャンブルサークルの支配権をかけて、貘と切間創一、ビンセント・ラロが三つ巴のギャンブルに突入しています。ギャンブルの舞台はMMORPGの舞台を現実に持ってきて再現したプロトポロスという島。勝利条件は24日後に『皇帝』であること。

プロトポロスの全貌らしきものがようやく見えてきました。3つの国アズラ、テイパー、ショウドがあり、テイパーの王を目指す貘。王になった後に3国を統一することで皇帝になれるんですね。ラロと創一はそれぞれアズラ、ショウドと別の国に配置されています。

ラロの協力者のロバートK、フロイド・リーはそれぞれ伽羅と梶に破れて、一見獏が優勢に進めているかのように見えますけど、実際はどうなんでしょう。ラロがどこまで王・皇帝に近づいているのか見えて来ませんからね。

35巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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梶がフロイド・リーに勝利し、立会人が運営側に掛けあって夜のメンテナンスタイムにも関わらず砦を陥落させます。ここで、梶の前に姿を表したのがハル。翌日になると、砦を落としたのは獏のいるテイパーではなくショウドでした。あのときハルが梶のインナーを奪っておいて、朝になってからのぶ子の武器でインナーだけを攻撃して遠隔で砦を落としたんですね。テイパーとアズラの戦争に持ち込む計画だった獏は、これを受けて伽羅にプランBだ、と言います。

プランBは裏のプロトポロスの支配、伽羅によるアウトロー勢力の取り込みです。アウトローは運営に指定されたインナーを着ることなく島で略奪行為を繰り返している者たち。彼らが拠点にしているのが、島の端にある海岸。放射性廃棄物が投棄されていました。麻薬、臓器売買に続いて放射性廃棄物とは。違法行為のオンパレード。

しかし、すでにアウトローのボスはラロの息がかかっていました。伽羅の命をずっと狙っていたキョンホジョンリョ。羅老の協力者となって島に潜入していました。伽羅が必ずアウトロー側に姿を現すと踏んでたんですね。伽羅とキョンホジョンリョが立会人の前で命を賭けたギャンブル「毒孕薬奪」に挑みます。単純な殺し合いですが、お互い20分で溶ける猛毒のカプセルを飲んでの戦い。効果が出るまでに15分かかる解毒剤はもちろん一つしかありません。そして戦いがスタートしてすぐ、解毒剤を海に放り投げる立会人の番台薫。こいつもかなり過激な性格ですね。伽羅についていた立会人の三鷹に迷わず號奪戦を挑みます。

迫力ある伽羅とキョンホジョンリョの戦いが見せ場ですね。2人の過去も、明らかになりました。三鷹花は伽羅いきつけのラーメン屋の女主人という過去があったんですね。そのときから、自分に振りかかる火の粉をすべて暴力で払ってきていた伽羅。

キョンホジョンリョは、韓国の新興宗教が開発した超分子構造体ヒトECMなるものの実験台でした。結果として常人を凌駕する筋肉を手に入れています。最も強力なのが眼筋で、敵の動きのすべてがスローに見えていると。

毒の制限時間を過ぎて、2人とも死ぬしか道は無くなったように見えますが、どうなるんでしょう。

嘘喰い 35 (ヤングジャンプコミックス)

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