人類の敵は地球!なマンガ「バーサスアース」。打ち切りになってしまった最終9巻です。
深柱と呼ばれる生物との戦いも佳境。ラスボスと思しきエンプトノート指揮のもと、千本の柱を融合させて滅火の塔を建造し、強力なマントル熱戦で一挙に人類を焼き尽くそうとしています。人類に残された時間は多くありません。
主人公のハルトは、人間ですが深柱と体が融合しており、深柱の能力を使って戦うことができます。人類の希望である深柱と戦う部隊ピラーブレイカーの面々と千本の柱中枢への侵入を試みます。一度目の侵攻では、情報こそ得られたものの甚大な被害を受けて返り討ちとなりました。
2度目の侵攻では、2つの部隊に別れて。迎え撃つは人間の姿をした深柱であるララン、フェルゼル、サークェ。フェルゼルは顔こそ出てきていないものの、エンプトノートと自爆した藤堂とそっくりな風貌。
9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
フェルゼルに戸惑うハルトですが、御剣と呼ばれる深柱の槍を出して立ち向かいます。そこに現れるララン。相変わらず好奇心でいっぱい。ラランの攻撃を止めるシェリカ。シェリカ V.S. ラランは、ラランが口からライリと呼ぶ深柱を繰り出してハルトに差し向けます。シェリカの盾を模した武器を瞬時に学習して組み上げるララン。ハルトとと戦うライリは、大きなぬいぐるみの姿に変貌して襲いかかってきます。圧倒的なパワーで大地を破壊するライリ。
ラランに倒されるシェリカを見て、怒りから御剣の雷光の力を引き出しライリを破壊。さらにラランを胴体で真っ二つに切り裂きます。しかし、ラランとライリはそれぞれ半身のみから合体して巨大な肉団子状の深柱に変身。攻撃しようとするハルトを止めたのはフェルゼル。ハルトの顎を破壊します。
もう一方の侵攻部隊ではマーベルとアーカスの激しい戦いが繰り広げられていました。マーベル以外の後方支援部隊は、深柱なのに冷気を操るサークェとの戦いに。
顎が破壊されたハルトと重症を負ったシェリカを逃がすために、少佐がフェルゼルと戦います。藤堂の格闘の師匠でもある少佐、大雑把なフェルゼルの動きの隙を突いて攻撃していきますが、マントル熱戦と強力な外骨格の前に決定的なダメージを与えられず追い詰められます。トドメの瞬間に割って入ったのは、再生したハルト。顎がキャシャーンみたいになってます。雷光をまとった御剣でフェルゼルを倒した所で、最終回となりました。
この展開は、打ち切り宣告されてからまったく伏線をたたもうとしなかったことが読み取れますね。pixivで続編の「バーサスアース78アフター」が連載されてますし、そういうことなんでしょう。
- 作者: 一智和智,渡辺義彦
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/05/08
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 渡辺義彦,一智和智
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
関連エントリ
バーサスアース / 一智和智 / 渡辺義彦(7)(8)、新戦士ララン、サークェが登場。玲央も深柱のさらなる力を手に。 - PHMPK.LOG
広告