「げぇむ」をクリアして「びざ」を得なければ、問答無用でレーザーに焼き殺される今際の国。トランプに見立てられたげぇむをクリアしていき、ねくすとすてぇじに突入しています。絵札の敵との戦い。アリスたちはクラブのキングとの戦い「すうとり」を制しました。
クラブのキングであるキューマとのやり取りでわかったことは、ぷれいやぁを殺そうとするでぃいらあ側も、元々ぷれいやぁだったということ。このまま勝ち抜いていくと、アリスたちもでぃいらあ側に入らざるを得ない時が来るのかな。
12巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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「すうとり」で勝利してつかの間の安息を味わうアリスとウサギ。一方、他の会場では続々絵札のげぇむが繰り広げられていました。
刑務所を舞台にしたげぇむ「どくぼう」がスタート。難易度はハートのジャック。とうとう出てきたハートのげぇむ。全員が外せない首輪を付けて、自分にだけは見えない首輪の後ろにあるマークを当てます。間違えれば首輪が爆発。勝利条件は、参加者20名の中に潜んだハートのジャックをげぇむおおばぁにするとクリア。他の人に正解のマークを教えてもらえないと、死が見えます。
各自がグループを組んで、お互いのマークを教えあうという順当な展開からスタート。一人ずつに対して「私がハートのジャックだ」と名乗って、その反応からハートのジャックの正体を探ろうとしている人も居ます。なかなかみんな冷静。
一人目の死亡者は、マークを外したためではなく、暴力で自分のマークを喋らせようとして勢い余って殺してしまったというもの。もちろん殺した側もルール違反で首輪爆発。
特定のパートナーを持たずに、疑心暗鬼に陥って嘘のマークを教えあっていた3人が死亡。正直に正解を教えた人を信じられませんでした。
次に犠牲者になったのが、グループ内で空気の読めない人物。全員から嘘のマークを教えられるという哀れな死に方。そして、それを見て自分のマークも嘘ではないかと疑い、違うマークを告げた人物も死亡。
8ターン終了して残り8名となったところで12巻は終わり。いまだハートのジャックの正体が誰なのかまったく見えて来ません。2人だけで、お互いにマークを教えあっているペアが強いですね。しかし、どちらかが嘘を付けば、一気にハートのジャックの疑いが強まります。このげぇむ、必勝法と言えるのは、誰か仲間と一緒に挑むことでしょうか。しかし、げぇむはハート。みんな友だち居なさそう。
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