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君に届け / 椎名軽穂(23)、東京への進学で思い悩むあやねと優しすぎるケント

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君に届け 23 (マーガレットコミックス)

真っ黒な長髪を持ち、周りから「貞子」と呼ばれる黒沼爽子を主人公とした恋愛漫画。圧倒的な人気を誇るマンガであり、アニメ化・ゲーム化・実写映画化がなされています。

高校生活も終盤に近づき、受験や就職が大きなテーマに。

爽子の夢である教師になるためには、D教育大が良いとわかっていますが、そこにいくとおそらく風早とは離れることに。学力のあるあやねはケントを置いて東京へ進学しようとしています。龍も大学で野球をやろうと思うとちずるとは離れることになります。

概ね女性陣のほうが学力でリードする中、男性陣はというと、ケントはあやねに対してどう接すればよいかわからず困惑。風早は親に進学を認めてもらえるように必死で勉強しています。龍はもちろん野球一筋。

23巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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ケントとあやねの2人はどちらも悩んでいます。「推薦にする」と宣言するあやね。推薦という事は受験で東京の大学を受けないということ。ケントと話していると、自分に合わせて同じようなところに進学しようとする態度にイラつきを見せます。なぜ東京の大学に行きたかったかもポロッと出てきましたね。「留学に強いから」ということは、東京に行くだけでなくゆくゆくは留学したいという夢も。

受験や将来の夢を前にして、自分の頭の中にケントの存在がなかったことにショックを受けるあやね。ケントが「行かないで」という気持ちをぶつけてきて、ケントのことが好きだという思いも再確認しますが、受験を考えるとケントのことまで頭が回らない、ということで自分は冷たい人間なんじゃないかと思い悩みます。その気持ちを爽子やちずるにも話すあやね。

まあここまで思い悩むということは、マンガ的には結果も見えているんですけど。ケントもまた自分の気持ちを風早や爽子達に話したり。あやねの足を引っ張るようなことはしたくない、しかしあやねのことを誰よりも思っているという気持ち。

あやねはとうとうケントに別れを切り出します。ストレートに「別れよう」と言います。後悔してもいいから本気で頑張りたいというあやね、そこまで思い悩ませてしまったことを謝るケント。最後まで爽やかに優しいいい奴ですね。

爽子・ちずる・あやねの3人の中で、あやねははっきりと次に向けた道筋を決めましたね。爽子は教師になるために進学するでしょうし、風早や龍とは中・遠距離恋愛を選ぶんでしょうか。

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