「キャタピラー」は「アラクニド」スピンオフ作品。アラクニドに登場した芋蟲が主人公。原作はアラクニドと同じ村田真哉先生。作画は匣咲いすか先生が担当していたんですが、3巻まで進んだ所で27歳にして急逝されてしまいました。2014年に入って作画担当を速水時貞先生が引き継いで連載再開され、4巻に引き続き5巻も出ています。
姉の死の真相をつかむべく、鳳蝶(アゲハ)と名乗る人物の誘いに乗って国内最大級クルーズ船に乗り込んだ芋蟲。次々に蟲たちが襲いかかってきます。4巻の最後には薄々分かってはいましたが、鳳蝶の正体である園長代理が出てきました。
5巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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鳳蝶こと柳亜貴穂は、芋蟲ひとりをなぶるためだけにこの舞台を用意していました。ナナフシが口を滑らせてハナカマキリにもその正体が明らかに。
カブトムシにゴキブリも登場。組織の養成機関「果樹園」の卒業試験として、イモムシを殺すよう言われています。ゴキブリにより閉じ込められた通路に誘導されたイモムシは、カブトムシも合わせた2人と戦うことに。
高速移動で相手の動きを読んで躱すゴキブリが、気流を探知していることをあっさり看破し、気流に反応して動くその動きを読むイモムシ。ゴキブリが激昂した所でカブトムシが決着を宣言して間に入ります。ここからカブトムシとの力比べに。2割の力にも関わらず、全力のイモムシを抑えこむカブトムシ。しかし本気を出したイモムシはバーサーカーのごとく頭突きやジャイアントスイングでカブトムシで船ごとボコボコにします。
リオックとハナカマキリには、イチジクコバチと眼帯を付けた男が相手として現れます。男の姿を見て逃げ出すハナカマキリ。どうやら師弟関係にあるようですね。イチジクコバチは、リオックの体を貫通する見えない刺突で攻撃してきます。
最後は一度敗れたパラボネラお父さんが登場。前回はディノポネラっぽい強さを見せる前にやられちゃいましたからね。相変わらずの戦いに次ぐ戦い。いつの間にかリオックがイモムシ側になっちゃってます。
- 作者: 村田真哉,速水時貞,匣咲いすか
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2015/02/21
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