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ハカイジュウ / 本田真吾(14)、化物に変身する人間が跋扈するバイオハザード的な第二部の開幕

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ハカイジュウ(14)(少年チャンピオン・コミックス)

次々と巨大なバケモノが襲いかかってくるパニックホラーマンガ。14巻から第2部に突入しています。

第1部はざっくり言うと、地震の後突如現れた化物が次々に街を破壊して、人間を襲っていき、自衛隊や特殊部隊がどんどんインフレしていく戦いでした。

トール型と呼ばれる巨大な化物を倒すと次は、さらに大きな帝王と呼ばれる化物を、トール型と融合して倒すことに。さらにさらに、帝王を倒すと、1体だけかと思っていた帝王サイズの化物が多数襲来、という展開で終わりました。

化物の正体も語られはしましたが、科学の暴走でも宇宙生物の侵略でもなく、とにかく化物は化物というトートロジー的な結論に。

秋から始まった第2部はインフレ合戦からは一呼吸おいた新しい展開を見せます。

14巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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化物の存在はないかのような穏やかで怪しい学校風景から。近隣では連続殺人事件が続いていたり、肉を食べるときに異常な表情になる生徒たちの描写。そんな中、一人孤立して絶対に肉を食べない女子生徒の鷹代魅央(たかしろみお)

拓斗という男子生徒を中心に、学校で体調を崩した辻本奏(つじもとかなで)に、差し入れをしようとクラスメイトたちが辻本の家を訪れると、辻本家の隣人宅で猟奇的に家族全員が殺害されていました。なぜかその現場にいて、逃げ出した鷹代。

鷹代の無罪を信じる拓斗が鷹代家を訪れると、ゴミ箱から大量の肉塊が発見されます。さらに窓から家を除くと、包丁を持った鷹代の側に惨殺された鷹代の両親の死体。翌日鷹代家を再び拓斗と辻本が訪れると、中には分厚い金属扉。その扉を通るとひとりでに閉まってしまい、拓斗と辻本は閉じ込められます。扉の向こうでは、大量の化物が飼育されていました。第一部でも出てきたムカデのようなワームのような人間と融合したりする奴ですね。

その化物を包丁で捌いて処理する鷹代の両親。死んだはずの鷹代の両親が何故出てきたのかまったく理解できない拓斗。一般人に見られたという事で、化物のエサとして処分されそうになります。なんとか逃げるも、噛み付かれた辻本は脇腹の肉がえぐれて重症。さらに二人に襲いかかる鷹代。

鷹代は人間ではありませんでした。片足が化物に変貌しています。逃げ惑う2人の前に再び現れる鷹代の両親。2人に向けて、まるで初対面かのように話す上に、今度は白衣を着ています。ますます分けのわからない展開。そして、同じように一般人だからということで処分されそうになります。再度逃げる二人が飛び込んだのは、鷹代の部屋。そこには、いなくなった鷹代の弟の写真が飾られていました。弟の仇を追い求めていたと語る鷹代。

ここから怒涛の急展開。鷹代の言う弟の仇とは辻本のこと。連続殺人犯として、街の人たちを食い散らかしていました。辻本の全身が化物に変身して、傷を癒すために拓斗を食おうとします。拓斗の助力もあり、辻本を倒した鷹代。この街の真実を語り始めます。街は「クラスター7」と呼ばれる地下施設で、太陽すらも人口の照明でニセモノ。クラスター7で行われていた実験は、化物の食糧としての人体への影響を調べること。鷹代家は、その化物の養殖と食肉加工を担う管理者的位置づけの家出した。実験という事ですが、両親のクローンがどうやって何度も生産されて登場したかは結局謎のままでしたが、とにかく政府のサポートで送り込まれていたようです。実験の結果として、化物を食わされた住民は次々化物に変貌していくことに。鷹代は第一部でエボルと呼ばれた、後天的に化物を移植された人材ですね。

拓斗に真実を語り、外につながる唯一の通路を通って行く鷹代に、化物に変身した拓斗が襲いかかります。拓斗を退け地上に出るとそこには、跡形もなくトール型に破壊されて誰一人残っていない破壊後の街の風景。ここでやっと第一部と第二部が繋がりましたね。

第二部では、ただ化物が襲ってくるだけでなく、人間が次々に化物に変わっていくというバイオハザード的要素を見せてきましたね。苗字が同じ鷹代なのは、なにか伏線として働くのかな。人間が返信できるようになったことで、今度は逃げるだけでなく、化物に対抗する展開が可能になりますね。

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