PHMPK.LOG

漫画、ゲーム、投資、育児

広告

嘘喰い / 迫稔雄(36)、アウトローを制する戦いに勝利するも伽羅は死亡。王となった獏・ラロ・のぶ子による統一戦争が開幕

広告

嘘喰い 36 (ヤングジャンプコミックス)

凄腕ギャンブラー斑目貘、通称「嘘喰い」の活躍を描くマンガ。

MMORPGの舞台を現実に持ってきて再現したプロトポロスという島で、「皇帝」の座を目指して主人公の獏とアイデアルのボスであるラロが戦っています。それぞれが配置された国で順調にレベルを上げながら、各々の協力者たちがギャンブルでぶつかるという展開に。

裏のプロトポロスの支配、すなわちゲームの運営から逸脱してインナーを着ることなく略奪行為で生計を立てるプレイヤーを束ねるために、獏とラロ、それぞれの協力者である伽羅とキョンホジョンリョが命を賭けたギャンブル「毒孕薬奪」に挑んでいます。単純な殺し合いですが、お互い20分で溶ける猛毒のカプセルを飲んでの戦い。効果が出るまでに15分かかる解毒剤はもちろん一つしかありません。そのカプセルも、戦いが始まってすぐさま立会人の手によって海に投げ込まれています。

36巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

広告

異様に発達した眼筋ですべての攻撃を躱して伽羅を倒して薬を飲み込んだジョンリョですが、相手の殺気に向かって攻撃した一瞬で腹に肘打ちを撃ちこまれます。その衝撃で吐き出されるカプセル。人間離れした回避能力を見せたジョンリョでしたが、鼻を破壊された状態だったため息が上がっていました。バテてきたところを海に突き落とされます。海に突き落とされながらも、その眼でカプセルの行方を捉えていました。生きてカプセルさえ飲み込んで逃げてしまえばジョンリョの勝利になります。しかし、カプセルの掴んだ所で、後から海面に向かった伽羅の一撃で今度こそジ・エンド。三鷹と番台の號奪戦は、技で圧倒的に上回る三鷹が勝利。

勝利した伽羅でしたが、結局大きすぎるダメージか毒の影響かははっきりしませんが、命を落とすことに。伽羅の意思を組んでアウトローを率いていたアラタが獏の陣営に加わります。

アウトローの支配権を得た獏は、テイパーの王の座を現在のネロネロから自分へと移すための行動に出ます。王になるためにはレベル80以上の上級職となり、選王の儀式で3分の2以上の支持を得る必要があります。ネロネロ達は仲間内で王の座を回して、その権力を味わっていましたが、さっそくネロネロの仲間2人が島を出ることに。

そして、獏の脅威にうすうす感づいていたネロネロは、「ハンド・チョッパー」というギャンブル?で王の座を賭けて争うことに。立会人は零號の夜行、元気に生きてましたか。ハンド・チョッパーは小学生なんかがやる指遊びの一種。両手指一本ずつからスタートして、交互に相手の指を叩いて本数を増やしていき、5本になったらゲームオーバーってやつです。このハンド・チョッパーを5分の時間制限を付けて、時間切れ負けで勝負することに。

このゲームに習熟していて高速で指を動かすネロネロにミスはありません。膠着状態を繰り返して、徐々に時間差が広がっていき、遂に獏にミスが出ます。トドメを刺されるかと思った一瞬で、獏は自分の指をためらわず切断。相手の合計を5にして勝利します。

とうとう王になった獏と、アズラの王ラロ、ショウドの王のぶ子が中立地帯のオベリスクで対峙します。3国を制したものが皇帝になれますが、3人のステータスを開示した時に獏とラロの表情が凍りつきます。圧倒的な能力値を見せるのぶ子。獏もラロも、この驚き様は演技ではなさそう。のぶ子を後方支援していたのが、ハルことお屋形様の切間創一。ハルからすれば、2人とも皇帝になれなかった場合には、2人とも敗北という事で自分への挑戦権を失うので、のぶ子の支援が合理的だったわけですね。会談はもちろん平和的には終わらず3国での統一戦争が開幕。

獏に協力しているアラタですが、誰かから電話で「神」と呼ばれていることや、「βテストはじき終わりだ」といったセリフが気になります。真のゲームマスターでしょうか。

嘘喰い 36 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 36 (ヤングジャンプコミックス)

関連エントリ

phmpk.hatenablog.com

phmpk.hatenablog.com

広告

広告