総合格闘技マンガ。高校生で主人公の廻は、全日本アマチュア修斗選手権ライト級に出場して勝ち上がっています。
1回戦では元キックボクサー秦祐樹を倒し、2回戦では足関節技が得意な壊し屋増岡京介を倒して、次なる相手は同じオールラウンダー型の香取舟に決定しています。身長180cmで、レスリング出身。長いリーチで打撃も強く、レスリング出身で投げも極めも強いという理想的なオールラウンダー。
女子の試合も熱くて、「長峰綾子 vs. 延丘薫」はどちらが勝つかわからない展開になっています。
16巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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長峰綾子 vs. 延丘薫の続き
長峰にコーナーに追い詰められるも、耐えて反撃のカウンターを放った延丘。倒れたところを寝技に持ち込むも、エスケープに特化した長峰には逃げられてしまいます。スタンドになったことで、パンチをかいくぐらなければならない延丘は窮地に。タックルに行くも切られて、最後はガブリからアナコンダチョークで試合終了。硬さがとれてからの長峰の強さが光ります。
高柳廻 vs. 香取舟
試合が始まるや、リーチで劣る廻がローキックでヒットアンドアウェイ。無理に飛び込めば、膝のカウンターが待っている上に、無理にタックルに行っても切られてバックを取られることからナベと健一郎が授けた策。焦れて前に出てきた所で、ジャブをダッキングでかわしてアッパーを見舞うも膝のカウンターが腹に。ダウンを喫した後、完全に足が止まってしまいます。
そして、打撃で追い詰められるかと思いきや、身長で勝る香取がタックル。寝技に持ち込まれます。長いリーチでチョークへの反応が遅れてしまう廻。冷静に躱してスタンドで仕切りなおしに。ポイントで大量にリードされて残り1分50秒で勝つためには、1本かKOが必要。
ここから廻はさきほどいなされた首相撲に持ち込みます。狙いは隙間からのパンチ。香取の首相撲には、頭と頭の間にスペースがあるという欠点がありました。長いリーチと勘でこれまでうまくできたために、生じた欠点。手打ちのアッパーですが、顎に入ってふらつく香取。相手の膝に、喬の掛け蹴りと同じように前にステップしてアッパーをあわせてダウンを取ります。
その後は、タックルやアッパーで下に意識が行っている香取に、右のオーバーハンドでカウンター。ダウンしそうになるところをなんとか踏ん張ってタックルに行ったところを、廻がしっかりと切りバックチョークへ。
1本なるか、といったところですね。この試合勝てても結構ダメージ残ってそう。喬と当たるまで勝ち上がれるかな。そして、いったい何巻になることやら。
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