もはや国民的自転車ロードレースマンガと言ってもいいくらいの人気を誇る弱虫ペダルの39巻。
インターハイ1日目で最初のスプリント勝負が終わり、ヒルクライム勝負も佳境に。箱学は真波山岳を、総北はキャプテンの手嶋を出しています。圧倒的なクライマーとしての資質を見せつけ先頭を走る真波に、必死の走りで手嶋が食らいついて行きます。
いろは坂が終わって残り600mとなったところで、真波がチェーントラブルに巻き込まれます。残り400mで初めて手嶋がトップに。
39巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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外れたチェーンを直すためにかかる数十秒は、レースにおいては致命的。観客に振り向くなと言われた手嶋ですが、振り向いて真波を見てしまいます。真波が必死でチェーンを直してコーナーを曲がると、そこには手嶋が立っていました。フェアプレー精神溢れてますね。「ティーブレイクしてた」と強弁する手嶋と、最後のクライム勝負に。
勝ったのは真波。その表示ボードを見て、またも箱学が出ます。しかし、タイムが数秒差であることから、手嶋の踏ん張りに勇気づけられる総北の面々。ボロボロになった手嶋に、すぐさま坂道が追いついて後ろを支えます。
レース外では、いろは坂の車道でトラブルが起きていました。事故かと思われる渋滞で、車が進まず給水所に水が届けられません。時間的にギリギリという場面で自転車に乗って飛び出す古賀と杉元。こちらも熱いですね。
箱学と総北、1日目のゴールをめざして飛び出したのは黒田と葦木場、そして鳴子と今泉。かつて真波に敗れたクライマーだった黒田はエースアシストになっていました。もともとクライムは得意という事で、坂で総北を引き離そうとしますが、元々スプリンターだった鳴子が鍛え上げたクライム能力を見せて追走します。足の筋肉だけでなくつま先まで使って、全身で登る鳴子。
チームワークで勝る箱学は抜群のコンビネーションを見せて、総北を常にリードしていきます。終盤、ちらっとコマに出てきましたけど京伏も来てますね。御堂筋を引いているのは小鞠。ここから先頭争いに絡んでくるっぽいですね。
スプリント勝負以外は、昨年のインターハイを踏襲するかのような展開。黒田の雰囲気が荒北となんか似てますねー。
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