廃墟と化した無人島で繰り広げられるサバイバル・ホラー。M大学・廃墟研究サークルのメンバー6人がクルーザーでとある無人島を訪れると、表紙にもなっている豚面の男に襲われます。さらにクルーザーは転覆して使い物にならなくなり、残った5人は島に閉じ込められることに。
主人公の高久だけは、島の周囲に放射性廃棄物のドラム缶が捨てられていることに気づいています。島に入って廃墟と化した町で出会ったガリガリの男に奇形魚を食べさせられた所で、その男が筋肉ムキムキに変貌。男の正体は豚面の父親で、豚面の男と共に5人に襲いかかります。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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筋肉男にグツグツに煮えたぎった奇形魚の入った鍋の中身をかけて大火傷を負わせ、豚面男鉄パイプで頭を殴って反撃。豚面男は殴られた拍子に、自分で持っていたチェーンソーで自分の腹を切り裂いてしまい、腸が漏れ出します。すわ勝利か、と思われましたが、驚異的な再生能力で復活する2人。
筋肉男に、上原は指一本で顎を突き抜かれ、高久は耳を突き抜かれます。再びピンチになった所で、ショットガンを持った男が助けに。上原もろとも筋肉男を撃とうとするところを、高久が妨害。その隙に2人は上原を抱えて逃げ出します。
男は元警官。この島に廃棄された娘の行方を追ってきていました。化け物が住む島だという事を知っていて、大量の重火器を持ち込んでいました。男のゴムボートで脱出できるかと思いきや、そのボートを自ら撃って使えなくします。男の支持に従い、銃を手にする廃墟サークルの面々。
囚われた上原はというと、言葉の怪しい女に手当を受けていました。この女が元警官の娘っぽい。女子高生でしたが家出して、怪しい男にナンパされて、薬物に手を出して堕ちるところまで落ちてこの島に。そして顔の上半分の皮膚を剥がされて豚の皮を縫いつけられています。体を弄ばれて、酷すぎる風貌。
廃墟サークル+元警官のパーティは、豚面達の廃棄小屋に到着。そこには、異形とかした廃棄された人たちが。元警官は、廃墟サークルの面々を自分の部下として人殺しをさせるために、異形の人たちをけしかけます。命を守るために、銃で次々化物を撃ち殺していく廃墟サークルメンバー。
ここで、豚面家族の新キャラ登場。10本の指にメスを刺した長女のマリ。父親である筋肉男よりも立場は上のようです。ちなみに豚面男の名前はカオル。銃を持った5人に襲いかかろうとするマリ。というところで2巻は終了。
元警官の話が正しければ、この化物家族は3人程度じゃ終わりませんね。さらに化物が次々出てくるんでしょう。マリが銃をまったく恐れていないところを見ると、とんでもない再生能力や飛び道具を持ってそうです。ここまで来たら、彼岸島っぽく展開して欲しいですね。
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