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闇金ウシジマくん / 真鍋昌平(33)、ちゃくちゃくと形成される丑嶋包囲網、ヤクザの滑皮は昇格を狙って暗躍

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闇金ウシジマくん 33 (ビッグコミックス)

フリーエージェントくん編が終了して、ヤクザくん編に突入しています。マサルと獏木はもちろん、獏木のいる藪蛇組、飯匙倩も出所して肉蝮まで加わって丑島包囲網を形成しています。獏木は丑島だけでなく肉蝮に対しても恨み骨髄といったところ。

ところで、フリーエージェントくん編では天生は落ちぶれた人相手に情報商材屋を初めて再起しているみたいでしたけど、与沢翼氏はシンガポールで再起したみたいですね。マンガと違って税金が払えなくて退場ってのは、ちょっとショボイなと思いましたけど現実はこんなもんでしょう。シンガポールで何してるのかな。

33巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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カウカウファイナンスの同僚である加納が、「辞めたい」と言います。付き合っていた女が妊娠して結婚することになったから。これからはカタギの仕事をすることに。柄崎からはボロクソに非難されますが、これは柄崎なりの祝福。後でこっそり泣くほど喜んでいることが明らかに。

丑嶋は、猪背組の幹部候補生の滑皮に呼び出されます。携帯の登録名が「腐れ外道滑皮秀信」になってますね、芸が細かい。滑皮の要件は「猪背組にケツ持ちをまかせろ」というもの。藪蛇組の飯匙倩に狙われていることを滑皮は既に知っています。丑嶋が断ると今度は、ロシアンルーレットで玉を4発込めた銃を向けます。

滑皮の最近のシノギは死体処理。マイクロ波の焼却炉で骨も残らないほど焼いて、灰と水を混ぜて凍らせて海に投棄すれば仕事は完了。丑嶋をそんな死体にすると脅します。滑皮の頼みは銃を20丁ほど、2,3日預かって欲しいというもの。裏が有りそうなので、断ろうとしますが1発空砲を撃たれて、3日間だけと引き受けます。銃に入っていた弾はすべて模擬弾でした。「ヤクザと役者は一文字違い」ですか。

丑嶋の住んでいる高級タワマンを見張る獏木とその部下の最上。丑嶋が外出して出会ったのは加納。退職の手向けに一千万円を渡します。獏木と飯匙倩に接触したマサルはカウカウファイナンスの全員の名前と顔、住所を売ったようです。

滑皮達の背景も戌亥から語られて明らかになります。猪背組の上部組織である若琥会会長が辞任し、後釜に猪背権蔵というヤクザが付き、その猪背の居た席に玉突き式に猪背組組長の鳩山、鳩山の居た席に熊倉という流れになっていました。熊倉は頭部を殴られて生死不明でしたが生きていました。脳をやられて、ちょっと頭がおかしくなっちゃったみたいですね。頭がおかしいので、熊倉の昇進に難色を示しているのが鳩山。そして、熊倉の代わりに昇進させようとしていたのが鹿島と言う男。やっと繋がって来ました、33巻冒頭のシーンで出てきたヤクザの死体はこの鹿島ですね。殺して死体を始末したのがおそらく滑皮。熊倉と鹿島の2人をすっ飛ばして昇進するチャンスを狙っていました。

丑嶋が部屋で過ごす1枚絵が多くなってきて、このあとこの平穏が崩れそうな空気感がヒシヒシ。飯匙倩たちと滑皮たち、肉蝮それぞれ独立して丑嶋を狙っているようですが、逃げ切れるんでしょうか。

闇金ウシジマくん 33 (ビッグコミックス)

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