2013年にpixivで発表され、2015年4月30日に単行本化されたふじた先生の「ヲタクに恋は難しい」を読みました。「次にくるマンガ大賞」の「本にしてほしいWEBマンガ」部門で見事1位に選ばれ、今回単行本化したという経緯があります。
超簡単なキャラクター紹介
キャラ名 | 説明 |
---|---|
桃瀬成海 | アニメやイベントで大忙しの隠れ腐女子OL |
二藤宏嵩 | 高身長でクールなイケメンにして成海の幼馴染、重度のゲーヲタ |
樺倉太郎 | 宏嵩たちの先輩で、一般的なオタクレベルの普通人。ちょっと顔が怖い |
小柳花子 | 成海の先輩で友人、レイヤー界隈では有名な男性キャラ専門のコスプレイヤー。ツンデレ |
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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成海が会社の廊下でばったり出会ったのが、小中の同級生である宏嵩。先輩2人もいる前だったことで焦り気味に会話を終わらせようとするも、宏嵩の口から「今度のコミケは参加すんの?」というセリフ。腐女子がバレちゃいます。
その日の夜飲みに行く2人。2人とも彼氏も彼女も居ないことが明らかに。成海は徹底的に腐女子であることを隠していましたが、彼氏の条件として自分を棚にあげて「ヲタクはキモいから嫌だ!」。そして重度のゲーヲタである宏嵩は「恋愛はゲームの中だけで十分」。
しかしそんな2人ですが、宏嵩はそれなり成海のことを思っている様子。お互い素をさらし出せるヲタク同士ということで、しょっちゅう飲みに行ってるようです。宏嵩の告白のセリフは「オレで良いじゃん」。宏嵩と付き合えば素材集め(モンハン?)もレベル上げも付き合ってくれる上に、ヲタクがバレて失望して振られる可能性はなく、次週のイベントに売り子として同伴可能である、というメリットから付き合うことに。
会社の中で照れが隠せない成海。そうこうしているうちに先輩の2人、樺倉太郎と小柳花子も付き合っていたことがわかります。犬猿の仲に見えたのは小柳花子がツンデレだったから。小柳花子はレイヤーで、それに理解のある樺倉太郎ということで、成海が気づいていないだけで周りはヲタクに理解ある人ばっかりだったわけですね。
そんなこんなで展開される恋愛分たっぷりのヲタク2人のやりとり。コミケに行ったり、お泊りしたり。これまで何度もヲタクであることを理由にフラレてきた成海は素の自分を出せて本当に楽な様子。宏嵩はクールでわかりづらいですが、好きなことをして生き生きしている成海が好きだからこそ、付き合いたいと思っていた様子。読んでてニヤニヤしちゃう恋愛漫画でした。
- 作者: ふじた
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