おじさんが大好きで、いつか60代のBLを描くのが夢と語るカサイウカ先生の作品。おじさん好きが高じて42歳マッチョ同士のBLというマンガを描いてしまってます。
超簡単なキャラクター紹介
キャラ名 | 説明 |
---|---|
神田時造 | Web系の仕事をしている42歳のおっさん。高校生の時から17年間も芝に片思いしている |
芝隆次 | 時造の高校時代からの友達、実家の海苔問屋で働いている。15歳年下の嫁がいるらしいが・・・ |
宇田くん | 時造の事務所でバイトしている大学生、彼女持ち。2人を見守る腐女子ポジション |
あらすじと感想(ネタバレ注意)
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神田時造42歳は、17年間も片思いしている芝に飲みに誘われます。芝は半年前に15歳年下の女性と結婚したばかり。嫁と一緒にいるかどうかわからないため、バイトの宇田くんも引き連れて飲みに行くとそこには芝が1人で居ました。「遊んでるのがバレて離婚した」とアッケラカンと話す芝。住んでたところを追い出されて、時造の家に泊めてくれと言います。
まさかの展開に動揺を隠せない時造。こうして始まった時造と芝の同棲生活ですが、念願かなったはずの時造ですが自分がゲイで、芝に思いを持っていることをバレないようにするために必死。2人では間が持たないため、たびたび宇田くんを呼び出します。そして、芝からの自分に向けられる不穏な敵意を感じる宇田くん。
芝が宇田くんと2人きりになった時に「あいつはやめとけ」的な発言。なんと芝は22年前から、時造の思いに気づいていました。3年間しか隠せなかった片思い。芝はそんな時造の気持ちをうすうす知りつつ、10年20年経って自分たちは親友だと思い込んでいて、結婚の報告をした時に、時造の失恋顔を見てしまって大きなショックを受けていました。
ノンケの芝は、そんな時造と一緒に居ようとしますが、逆に時造の方がこじらせてしまって「おまえ俺とセックスできるのか」と言い放ちます。時造を見て腹をくくって「するぞ」と宣言した芝。42歳おっさん同士の初々しい営み。詳細は語らないので、読んでください。
最後に明かされるのが、芝の離婚理由。実は遊びで分かれたわけではなく、時造の思いに応えるために新妻に頼み込んで離婚を承諾してもらっていました。自分は遊び人だ、というプライドが素直な離婚理由を話すことを許さなかったんですね。こじらせてるなー。そんな2人をずーっと見守ってた宇田くんはというと、純愛に感化されたのか3歳の時から19年付き合っている彼女と大学卒業を機に結婚を決意。
たまにはBLもいいですね、性欲じゃない純愛。
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