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結婚指輪物語 / めいびい(2)、風の指輪を求めてエルフの国ロムカへ

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結婚指輪物語(2) (ビッグガンガンコミックス)

黄昏乙女×アムネジア」のめいびい先生による異世界新婚ラブコメマンガ。ごく普通の高校生サトウが、片思いしている幼馴染のヒメを追ってい世界に迷い込み、あれよあれよという間に指輪王なる世界を救う勇者になってヒメとは結婚することになっちゃいます。

光の指輪をはめてヒメと結婚の誓いをあげたことで指輪王になってしまったサトウは、力を完全なものにするためにはさらに4つの結婚指輪を求めて旅立つことに。次の指輪を手にする花嫁は人間ではなくエルフ族。

2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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風の指輪の国ロムカは、大きな風の障壁に守られた一本の大樹の中に作られた国でした。その風の障壁により、魔物はおろか異種族の侵入が完全に遮断されています。そんなロムカにエルフたちによって案内された一行。姫であるネフリティスに謁見しますが、結婚など不潔だと言い去っていっちゃいます。かなり内気なお姫様。ネフリティスが内気なのは、超絶シスコンで過保護な兄ジェードが外は恐ろしいという情報を色々吹き込んだため。そしてサトウはそんなジェードに囚われてしまいます。

牢獄に入れられたサトウを助けだしたのは妖艶な雰囲気をまとったエルフの美女。そのまま隠し通路らしきところを通って風の指輪のあるところまで案内します。「駆け落ち大作戦だ」と称して風の指輪の前で祈りを捧げていたネフリティスまでさらっていくサトウとエルフ美女。ここで美女の正体がエルフ族の長老であることが明らかに。見た目不老の種族なんですね。

ジェードはサトウが脱獄してネフリティスも姿を消したことに気づくと、すぐさま大量の兵を引き連れて国中を家探し。すぐさま発見されてしまう2人。長老からロムカと風の指輪の関係が語られます。かつてロムカの指輪の継承者だったネフリティスとジェードの母は第一継承者ではなく、上に姉がいました。しかし、その姉は異種族の人間の旅人に恋をしてしまいました。国を守るために指輪の流出を恐れ、姉と旅人を引き離したロムカの民。そんなロムカを呪う言葉を残して姉は国から去って行きました。エルフの呪いの力は強大で、その影響が出ること恐れた妹は命と引換に風の指輪の力を引き出して結界を張っていました。最初に出ていた風の障壁ですね。その思いがあるためにジェードはネフリティスが指輪王の下に行くことに強行に反対していました。

そんなエピソードで鉄壁の守りを持つロムかですが、深淵王の魔の手が迫ります。強力な魔物が結界に僅かな穴を開け、そこから配下の魔物を送り込んできます。忍び込んできた配下の魔物は陽動で、狙いは指輪。結界を破った魔物は指輪のある場所まで侵入してきていました。ジェードとサトウ、ヒメ、さらに長老まで立ち向かいますが魔物はかなりの強さ。っとここまでで解ると思いますが、ラブコメのお約束通りサトウとネフリティスが指輪を手にしたまま誓いのキッス。光と風の力を使役できるようになり、魔物を撃退します。魔物の仮面を砕くと中から出てきたのは、かつてロムカを去ったネフリティスの伯母。心が闇に傾いたところを深淵王に利用されていました。

ロムカでの戦いはめでたしめでたしとなって、お約束の2人のお嫁さんとのちょっぴりエッチなシーンも出てきてニヤニヤさせられます。そして、ヒメのお爺さんがまさかの50年前ロムカを訪れて、ネフリティスの伯母と恋仲になった旅人だったことがほんのりと示唆されます。こちらも切ないながらニヤニヤ。

パーティに新しいメンバーのエルフが加わって、次のお嫁さんはどんな可愛い人なのかな。後書きによると、この2巻までのエピソードを最初は全部1巻に詰め込む予定だったそうですが、どう考えても無理ですね。

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