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鬼畜島 / 外薗昌也(3)、倒したはずの化物家族が人肉風呂で再生、心を読む超能力を持つ少年まで出てきて、無人島どころか異界に

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鬼畜島 3 (バンブーコミックス)

廃墟と化した無人島で繰り広げられるサバイバル・ホラー。M大学・廃墟研究サークルのメンバー6人がクルーザーでとある無人島を訪れると、そこは化物の巣窟でした。放射性廃棄物が島の周辺に投棄されており、絶望的な雰囲気が漂っています。

先輩が襲われて生死不明な上、女子の上原が連れ去られました。銃火器で武装した元警官が行方不明の娘を追って、島を訪れ助けてくれるのかと思いきや、武器を持たされて一緒に戦うことを余儀なくされます。

化物家族で父ヨゼフと豚面の男カオルの次は、指にメスを刺した3巻の表紙の女マリが5人に襲いかかろうとしています。

3巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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元警官がマリをショットガンで撃とうとすると、衝撃音と共に銃身がひん曲がります。部長の頭には巨大な石片が突き刺さります。離れたところからカオルが怪力で石を投げてきていました。死体を盾にするも、炸裂弾をぶつけられたかのように表面がはじけていきます。銃が曲がってしまったので、元警官が刀でマリに斬りかかるも当たりません。人間とは思えないほどの高速移動で刀を躱し、メスで斬りつけてくるマリ。

高久がマリに殺されそうになった所で、倉本がマリに向けて銃を撃ち込みます。死んだかと思われていましたが、かろうじて生きていました。しかし倉木の銃弾は無情にも部長の腹に。2発目をマリに当てた所で、カオルに石を投げ込まれて倉本はジ・エンド。元警官が傷だらけでフラフラになりながらもスタンガンでマリに一矢報います。 この間、無傷だった藤井がショットガンで父子に応酬。打ちまくって倒します。さらに高久は刀でマリの首を切ってトドメを。

倉本はどういう原理か頭を半分吹き飛ばされつつも生きていて、死ぬ前に何故か先輩と寝ていたことを告白。さらに藤井も付き合っていただろうと言います。先輩はこのサークルの女子を全員喰っていたわけですね。

その後一行はその場を離れて休息を取りますが、元警官の話がどこかおかしい。娘を助けに来たのかと思っていましたが、娘は「父さんは、あの悪魔はまだ私を諦めていない・・」という言葉と、父の「あみと暮らせる王国を見つけたと思ったのに」という気持ち悪いセリフ。

自分たちが戦っていたところをふと見ると、死体が消えていました。そして、ランドセルを背負った化物顔のちびっ子が高久に接触してきます。心を読む力のある子のようですが、果たして「ボクを学校に連れて行ってくれるなら、船のある場所を教える」と言います。子供に付いていくと本当に船がありました。無邪気に「学校、学校」と言いながら飛び跳ねる化物の子。

一方、ヨゼフ一家は「人肉風呂」という人間を砕いて投入している池で、傷ついた肉体を再生させていました。藤井に撃たれて脳みそまで飛び出ていたヨゼフが再生して蘇っていきます。生死不明だった先輩が生きていたことがここになってやっと判明。しかし、再生したマリのおもちゃになって急所を何度も突き刺されます。痛そうを通り越して死にたい感じですね。

順調に化物がインフレーションを起こしています。超能力に再生能力。そして、元警官といいサークルのメンバーといい、まともな人物が一人もいません。高久は部長を抱えてますけど、どうみても手遅れっぽいし、一人として生き残れる展開が見えて来ませんね。ここは一つ高久も超人になってほしいところ。

鬼畜島 3 (バンブーコミックス)

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