全てのキャラクターが、普通の枠に収まらない一風変わった恋愛観を持つ「クズの本懐」。
他人から好意を向けられている人と付き合うことで、自分の存在に価値を感じるという異様な恋愛観の持ち主である皆川先生に対抗するために、主人公でありヒロインでもある花火がどんどんダークサイドに落ちて行ってます。
5巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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少しでも皆川先生に対抗しようと、皆川先生と付き合っていると思しき若い男にJKという立場を利用して近づきます。しっかし、この男もかなりのもの。皆川先生が複数の男と付き合っていると知りつつも、付き合っていました。麦と同じですね。理由はよりシンプルでヤラせてくれるから。こんな男を惹きつけようとした所でどうしようもありません。おそらくこの男も、誰か他の女から思われているからこそ皆川先生は付き合っているんでしょうね。この戦いは精神的な部分で始めからビッチ側が有利というか勝利してますね。
デート中もホテル、ホテルと連呼する相手に体を許すことなく惚れさせるなんてまったくできない花火。そりゃそうでしょうね、というかこの男も皆川先生に惚れているわけではありませんから。
麦を一途に思うモカは、かなわない恋と知りつつ麦とのデート。一度も麦と目を合わせず目に涙を浮かべながら「一生の思い出にするね」と話すモカに、麦はたまらずキス。
相変わらず全員幸せから離れた方向に一直線。ある意味、花火が誘惑した男が自分の欲望に忠実で一番幸せなのかも知れませんね。そもそも恋愛してませんから。
後書きは相変わらずじゃがいも自画像の横槍メンゴ先生。ネコがまた増えて吸いまくっている様子。読者からの質問にちゃんと答えてます。だけど「花火の処女喪失シーンは克明に描かれるのでしょうか(東京都 / 男性)」って、おっさんズバリ効き過ぎでしょ。まあ回答としてはこのマンガは○みだらや○トルトじゃないんで、ビッチな先生の濡れ場で勘弁とのこと。
- 作者: 横槍メンゴ
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