次々と巨大なバケモノが襲いかかってくるパニックホラーマンガ。14巻から第2部に突入しています。
第2部の主人公、鷹代魅央(たかしろみお)は右足がバケモノと一体化しています。バケモノを食料とする地下の大規模実験施設クラスター7でバケモノに変貌したクラスメイト達と戦った後、地上に進出します。そこにあったのはバケモノ達に破壊し尽くされて、人の気配が全くない大阪。
15巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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さっそくバケモノに襲われる魅央。襲ってきたのはクラスター7で食料にしていた皆勤賞のあのバケモノ。さらにトール型まで現れて地下に逃げ込みます。逃げた先では、人間の形をしたバケモノと一体化した人たちが襲ってきます。そこで3人の男女に助けられ、地上に何が起こったのか聞き出すことに。
トール型のバケモノは30年前(1巻から13巻)に突如現れた
その5年後(25年前)、最終戦争に敗れた人類がほぼ全滅。帝王サイズのトール型の影が見えた13巻のエピローグのぶぶんですね。
魅央を助けた3人は、最終戦争後に生まれたロストワールド第1世代
生き残った人たちはクラスター7と同様に、バケモノを逆に自分たちの食料にしていました。地下で魅央を襲った人間の形をしたバケモノは、バケモノを喰って突然変異していたんですね。3人の話を聞いた後、100人以上が暮らすコミュニティのある「あべのハルクス」を目指すことに。
魅央に聞こえないようにしている会話の中身が気になるところ。「ハルクスを仕切る『ルシリア』に入場を許可されるには男女のペアであることが必須」「おまえの目的にも近づける」、キイチ・ナナセ・レンの3人それぞれ事情が有りそうですね。
出発した一行に襲いかかるのが、15巻の表紙になっているバケモノ。トゲの部分を外側にしてローリングアタックで執拗に追いかけてきます。車輪の中央部分に魅央が蹴りを見舞うと、2足歩行に変形。表紙にあるように股間からセンサーのような目が突き出ていて、どこまで逃げてもすぐさま居場所を探知してきます。
マンションの屋上から飛び上がって追いかけてきた所で、股間のセンサーにボウガンを打ち込んで地上に落とすことで退けます。地上に落ちてからも生きていましたが、少し弱ったところでバケモノと一体化した人たちの食料になっちゃいます。こいつらの生態系が本当に謎ですね。
あべのハルクスに至る道で最大の難関は道頓堀。キイチによると化物オールスターで、中でも番人と呼ばれる凶悪な化物が控えているようです。見た目は複数の折り重なった腕の上に、縦長の目玉の集合体のような頭を持つそれほど巨大ではなさそうなバケモノですが。16巻はコイツとの戦いでしょうね。
とりあえず、第1部の25年後が舞台だということがわかりました。帝王サイズのバケモノに結局滅ぼされたわけですね。その割に地上はそこそこきれいですが。
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