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ワンパンマン / ONE / 村田雄介(7)-(9)、宇宙から飛来したボロスとの戦い、Mr.サタン的ポジションのキングの登場、怪人ガロウのダークヒーローっぷり

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ワンパンマン 9 (ジャンプコミックス)

ワンパンマンは、web漫画で人気だったONE先生の作品を、「アイシールド21」の村田雄介先生が作画担当でリメイクしたマンガ。ONE先生の特徴とも言える脱力したギャグとバトルのマンガであり、村田先生の圧倒的な画力が光っています。

大預言者シババワが死んで「地球がヤバい」というあっさりした予言が残されます。その予言の通り、巨大な宇宙船が襲来。サイタマは単独宇宙船の中に乗り込みボスのボロスとの戦いに。地上に降りてきた再生能力を持つ宇宙人メルサルガルドと戦うのはバング・金属バット・アトミック侍にぷりぷりプリズナー。

7巻から9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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宇宙船を怒涛の勢いで破壊しているのはS級2位のタツマキ。メルザルガルドもコアを中心に再生するというタネが割れてしまっては、敗れるのも次巻の問題。あっさりとバングにトドメを刺されます。

宇宙船の中で展開されるサイタマとボロスのド迫力の戦い。一度月に埋め込まれるほどの衝撃でふっ飛ばすほどの力を見せるボロスですが、サイタマの顔はどことなく寂しそう。「連続普通のパンチ」を喰らったボロスが切り札のエネルギー砲を放つと、サイタマがちょっとだけ本気の片鱗を見せます。必殺マジシリーズの「マジ殴り」というパンチ。ボロスもろとも宇宙船を消し飛ばし、宇宙から見て放射状に大気が吹っ飛んだのがわかるほど。そして、ボロスはサイタマが本気で戦っていなかったことを指摘します。ボロスでもまるで歯が立たないほどのサイタマの強さ。

S級ヒーローが続々登場するんですが、8巻で登場する7位のキングはなかなかの存在感。ドラゴンボールで言うところのMr.サタンと同列の実力者です。つまり回りが勝手に強いと思い込んでるだけのハッタリ。キングエンジンというキングが来た時になる「ドッドッドッ」という音は、ビビりまくった時に周囲に響き渡るキングの心音。部屋に帰って恋愛ゲームをプレイしているときにサイタマに絡まれ、部屋に怪物が来たかと思うとあっさり撃退してしまい、なんやかんやでゲーム友達に。

ヒーロー側の活躍が基本のマンガですが、怪人側にガロウという名の武術家が出てきて面白くなってきます。バングの元弟子ながら、正義が最後に勝つ、という展開に不満を抱いている斜に構えたキャラ。道場破りやS級ヒーロー狩りを繰り返します。タンクトップヒーローは、戦い始めは圧倒しますが徐々に動きを覚えられ流水岩砕拳の技を使い始めると逆転。バングとその兄が討伐に向かうようですが、負けフラグがビンビン立っています。

9巻は表紙にもなっているB級1位のフブキがメイン。たびたびヒーロー同士で潰しあうシーンがあるように、ランキングをめぐって小競り合いが絶えないヒーローっぽくないところがあります。事実上S級クラスの実力があるA級1位のイケメン仮面アマイマスクなんて、気に入らない奴をS級に挙げないためだけにA級にとどまっていますからね。フブキは自分のB級1位の座をキープすべく、その超能力の凄さを見せつけながらB級に上がってきたサイタマを自分の派閥に誘います。が、そのサイタマの側にいたのは弟子でS級のジェノスにゲーム友達のキングと圧倒的上位の面々。音速のソニック(笑)と戦うサイタマを見て自分との実力差を思い知ります。

あらすじ感想ブログだと、こういう画力とコミカルなやり取りで押してくる面白いマンガについては、どうしてもあっさりした描写になってしまうんですよね。

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