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中卒労働者から始める高校生活 / 佐々木ミノル(4)、通信制高校の文化祭、意外とモテる真実

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中卒労働者から始める高校生活 4

中卒労働者から始める高校生活は、通信制高校が舞台のマンガ。作者の佐々木ミノル先生も20年以上前に通信制高校に通われていたそうです。叔父さんも一緒に通われていたとか、その時の体験を元にマンガを書いているわけですね。通信制高校はいろんな経歴を持つ人のるつぼ、おじいちゃんやシングルマザー、中卒労働者に大金持ちのお嬢様なんてのも登場します。

主人公は片桐真実(まこと)18歳、中卒で工場勤務。3歳下の妹である真彩と2人暮らし。兄妹2人で通信制高校に通い始めることになります。悩みを抱えるお嬢様の莉央と打ち解けていき、虐待を加えていた従兄弟をぶっとばし、2人は付き合うことになります。しかし、3巻の最後に父親が刑務所から出所するような描写が。

4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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男に触れられるのが怖い莉央と真実の距離が少しずつ縮まっていきますが、新しい女性キャラの登場で不穏な空気が漂ってきます。不穏な空気は莉央側にだけですが。

通信制高校に入って初めての試験。おじいちゃんは人生で試験を受けるのは60年ぶりなんて語ってます。真彩は知恵熱で爆発しそうですが、真実は淡々とこなしているような。はっきり書かれませんけど、兄は結構勉強できる方なのかも知れません。試験が終わると文化祭の準備。通信制にも文化祭はあるようです。

文化祭の催し物について話し合っていた時に、飛び込んでくる上記の女の子。4年間真実のことを思い続けていたようですが、本人は覚えていませんでした。正体は中学の同級生のあかり。「ずっと探してた」と話、急に引っ越していなくなったことを責めるあかりですが、真実たちの父親のことを話題に出しかけた所で真実が静かにブチ切れます。「2度と来るな」と話す真実。通信制高校をバカにされたことと父親のことに触れられたのが我慢ならなかったんですね。あと、やっぱり中学時代から頭は良かった様子。

真実たちの支部では、文化祭で豚汁を出すことになり、その準備に取り掛かります。おずおずと真実に謝って、その準備に一緒に取り組むことになるあかりですが、やはりさりげなく真実の周りにいる莉央たちにマウンティング。

ちらっと挟まれる出所後の父親のシーン。喫茶店で誰かと会っているようですが、どうも目が虚ろで暗い表情。真面目に仕事をしているようですが、どこかを徘徊していることが気にかけられています。子供の話題が出た時にも無反応で、兄妹のことを覚えていないような。いったいどういう経緯で刑務所に入ったんでしょう。

文化祭当日、積極的に攻めるあかりのマウンティング戦略に屈し始めていた莉央ですが、シンデレラの劇の舞踏会シーンで真実が莉央の手を取って踊ろうとします。顔を赤くしながら「我慢しろよ、彼女なんだから」と話す真実がなんかかわいい。ただ、結局真彩もひな(シングルマザーの娘)も入って4人で踊ることになっちゃいますが。

4巻で、ちょっとずつ真実の性格も明るくなってきていますね。通信制高校の文化祭もいろんな年代の人たちが一緒に何かに取り組むという事で楽しそう。担任の先生ってのはいないのかな?結構みんな自主的にやってますね。

中卒労働者から始める高校生活 4

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中卒労働者から始める高校生活 (4) (ニチブンコミックス)

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