最終盤に見せかけて新たな戦いに突入したサイコ。若女のもとにたどり着いた弖虎と笹山たちですが、弖虎と犬彦は若女に撃たれ、笹山は摩知の人格を知っているために若女を撃つことができません。弖虎から雨宮一彦を奪い取るべく目を覗き込んだ時に若女の頭に転移する弖虎と美和。舞台が若女の精神世界へと移ります。
22巻のあらすじを描く前に先に言うと、22巻でも終わりは見えません。サイコのレビューを見てみると14、15巻あたりから、もうそろそろ終わったら、なんて声が出てきていたんですね。そこから終わりそうに見えてなかなか進まなくなってとうとう22巻。
22巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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精神世界で体が朽ちかけた女に出会った弖虎と美和。その女は若女でも摩知でもない、かつて若女が乗り移ってきた女の人格の残骸。さらにフードをかぶった少女の姿をした若女にも出会い、雨宮教授が口走っていた内容と付き合わせて、自分たちが戦っていた若女がはるか昔から人格の転移を繰り返して生き延びていた化け物だと確信。
この世界にいるはずの若女の人格を探すんですが、なんと若女こそが摩知と同一で主人格でした。その世界の中央にある東京タワー?のような建物を目指します。
ワカナ(若女ではなく転移を繰り返してきた方、マリアって言った方がいいのかな?)は、自分の精神世界に弖虎達が入り込んでいることに気付きます。巨大なステルス戦闘機からミサイルを飛ばしたかと思うと、地面からは大量のゾンビが出現。どうみてもゲームのワンシーンみたいなコマが展開されてもはや別のマンガに。ゾンビには懐かしい島津や梅見屋、全一といった姿も。
追い詰められて劣勢になった弖虎と美和はどうするのかと思いきやなんと合体!。美虎・モノストーンパープルというメタルギアソリッドの雷電を長髪にしたようなキャラに。ゾンビたちを蹴散らして摩知の人格がとらわれているタワーへ向けて進んでいきます。
田島先生、どうしちゃったんですか。もしかしてゲームのやりすぎでしょうか、完全に別マンガになっちゃってます。見開きページが多くて10分とかからず読み終わっちゃいました。
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