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3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代 / 羽海野チカ / 西川秀明(1)、桐山をバックアップしていた日本将棋連盟会長神宮寺が主人公のスピンオフ

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3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代 1 (ジェッツコミックス)

3月のライオンは、幼くして天涯孤独となった天才棋士、桐山零(きりやまれい)の物語。2015年9月にはアニメ化と実写映画化が発表されました。実写映画はコケる予感がプンプンします。

「昭和異聞 灼熱の時代」と言うタイトルで、作中でも桐山をフォローする役回りで出てきた豪快な日本将棋連盟の会長、神宮寺崇徳を主人公としたスピンオフが出ています。作画は西川秀明先生。先に言っておくと、エログロなシーンは一切なし。昭和の時代、27歳の神宮寺の戦いを描きます。

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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神宮寺もまた天才と言って差し支えない経歴の持ち主。18歳でプロになり、破竹の勢いでA級*1に昇格。23歳、最速で名人戦に挑むことに。そのときに戦った相手が昭和の怪物と呼ばれる棋士。1巻ではまだその怪物の名前も顔も出て来ませんが、そこかしこに出てくるエピソードで存在感は抜群。

昭和の怪物に破れた神宮寺は、失意のどん底に叩き落とされ大スランプに。B-2に降格し暗黒の3年間を過ごします。そこから丸藤8段との対局を機に復活していきます。復活のきっかけになったのは、神宮寺の隣の部屋に住む小谷香織と留美の母子とのふれあい。女手一人で働きながら留美を養うところに感化されたんでしょうか。

そして、丸藤8段に勝った勢いそのままに、病に蝕まれながらも鬼気迫る将棋を見せる美崎8段を撃破。少しずつ自分をどん底にたたき落とした昭和の怪物との再選に近づいていきます。

神宮寺をスランプのどん底に落とし込んだ人物が未だ名人戦を防衛し続けていることを、友人の柳原6段に聞くシーンがありました。この昭和の怪物がどんな人物なのか、1巻だけでもかなり煽ってきていて気になるところ。時折、将棋とは無関係にチキンラーメンやサイダーをアピールするシーンが出てくるんですけど、西川先生のこだわりなのかな。

3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代 1 (ジェッツコミックス)

3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代 1 (ジェッツコミックス)

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*1:A級棋士は当時たった10人しかいない

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