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北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 / オーサ・イェークストロム(1)(2)、スウェーデン出身のガチ日本オタク女子?の4コマ漫画

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北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

「北欧女子が見つけた日本の不思議」がコミックエッセイとなって単行本化。現在2巻まで出ています。

ameblo.jp

スウェーデンストックホルム出身で日本で暮らし始めて3,4年目?*1。13歳のときにテレビでセーラームーンを見てその道に目覚め、スウェーデンイラストレーター・漫画家として活動して、日本に。日本語学校に通い、現在はシェアハウスに暮らしていると割とガチな感じの日本オタクですね。

4コママンガなんですが、各ページに解説付きで内容は外国人から見た日本人あるあるネタ。マンガとして見ると、ちょっと値段の割にボリューム不足であっという間に読めちゃうかもしれません。しかし、一つ一つのネタはなかなかの切れ味。

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1巻は自己紹介から入って、和室のあるシェアハウスでの暮らしや、日本からスウェーデンに帰ったときに感じたカルチャーショックなど。私が目から鱗だったのは「じゃんけん」が恐怖だというもの。確かにあれは日本人だからこそ、グーチョキパーを瞬時に識別してタイミングよくあいこで続けられる知能スポーツなのかもしれません。

カップ麺、コンビにおにぎり、ウォシュレットに驚いて感動するのはもはや定番かもしれません。イギリス・ウェールズ出身の私の元同僚はカイロに感動していましたね。ダイソーは世界に誇れるテクノロジーが集まってるとか言ってたような。

2巻が出るときには方々で話題に。私もその時知ったクチ。ニュースで取り上げられたり、ニコ生に出たり。2巻に入ると、さらにスウェーデンと日本の文化的差異に踏み込んできます。

日本人以外が見ると奇異な名刺交換の習慣や、携帯電話契約の複雑怪奇さ。短い睡眠時間での長時間労働と、電車の中で爆睡している暑苦しいスーツに身を包んだオッサンたち。スウェーデンの学校ヒエラルキーも面白い。アメリカと結構共通してるのかな、ナードやギークと呼ばれる分類。日本だとぜーんぶオタクなんでしょうけど、こちらは結構市民権を得てる感があります。

2巻も1ページに4コマ漫画を1つという構成なんで、やっぱりちょっとページが寂しくてボリューム不足感がありますね。話題になってはいますが、さらにみんなにヒットするためにはもう一押し欲しいところ。

さよならセプテンバー 1

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*1:2011年からと書いてありますが、単行本の中では3年目と表記

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