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イムリ / 三宅乱丈(18)、合を宿し創りのイムリとなったチムリ

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イムリ 18 (ビームコミックス)

イムリとカーマの戦いを描く三宅乱丈先生の壮大なSF。

覚醒者となったミューバがカーマを率いて、主人公で双子の片割れデュルクを追い詰めていきます。「創りのイムリ」に助けられ、「合」の道具を宿しているイムリの存在を知ります。創りのイムリが残した祭壇には、これまでデュルク達が必死に歌をつなぎ合わせて得た情報がいきなり網羅されちゃってました。

創りのイムリの歌は、そこに「合」が混ざっていて、「合」と「合」で「合」となる、なんて歌詞があります。17巻の最後は、チムリが首や背中に道具を宿し忘れたまま「合」を宿してしまう、というシーンでした。

18巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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道具を宿したチムリの額にはゴンガロと同じあの紋様が現れます。そして、他の道具の紋様が光とともに消失。すべての道具が使えなくなりなり、足手まといになるかもと焦るチムリが再び「合」の道具を宿そうとすると、全身からイムリの道具が生えてきます。そして異常な空腹も襲ってきます。

道具の「創りのイムリ」となったチムリ。タイターとの違いは何でしょう?  怪物化なしの状態で「合」を宿すというだけではなさそうですが、ニコが合を宿すと同じ様に紋様は消えません。

創りのイムリの集落にもミューバの追手はやってきます。命令彩輪で支配されたイムリたち。デュルクは思わず促迫を使ってしまって、支配されそうになりますがチムリが駆け寄ってきて事なきを得ます。デュルクは自分には抗体が使えないことに気付いていませんね。しかし、チムリが駆け寄ってきて彩輪は解かれます。

道具を宿して操られたイムリたちとの戦い防戦一方でしたが、未だ使われたことのなかった道具で道を切り開きます。「種」で植物の成長を操って相手を拘束し、「蟲」で大量の虫を生み出して相手の飛行船を汚染させます。

ミューバはあらゆる生き物を殺す浄化弾を投下、人が住めない土地になるため最小限しか使用しない兵器をデュルクを殺すために投入します。網でデュルクを生け捕ったところで、ガラナダがミューバに緊急連絡が入ってザムリルに向かわなければならないことを告げます。ザムリル大陸のイコル区で反乱が起こったという連絡。

デュルクは間一髪で命令による奴隷化を免れたみたいですね。この反乱はもちろんイマクでしょう。イムリ・カーマ・イコルの3勢力の争いとなると熱くなってきます。カーマの力の源泉が「疑う」ことにあるというのは依然出てきましたが、「信じるんだニコ、それが一番強いイムリの武器」という胸熱な言葉も出てきました。

イムリ 18 (ビームコミックス)

イムリ 18 (ビームコミックス)

イムリ 18<イムリ> (ビームコミックス)

イムリ 18<イムリ> (ビームコミックス)

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