PHMPK.LOG

漫画、ゲーム、投資、育児

広告

乙嫁語り / 森薫(8)、パリヤさん花嫁修業中、刺繍にストーキングに大忙し

広告

乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)

「乙嫁語り」は、「エマ」「シャーリー」の森薫先生が送る中央アジアが舞台の嫁に焦点を当てたマンガ。

細身のアニスとふくよかなシーリーンが姉妹妻となる話が出てきました。シーリーンの夫が亡くなり、困窮しているところを助けるために、アニスは自分の夫にシーリーンを2人目の妻として娶るよう進言します。アニスを深く愛しているからこそ戸惑う夫。ですが、愛する妻の頼みを断れるはずもなくシーリーンを妻に迎えます。

8巻の主役は表紙にもなっているパリヤさん。

8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

シーリーンが2人目の妻になってから

裕福な家でシーリーンの食欲が爆発。アニスがシーリーンと本当に仲良くできているのか心配しているあたり、この妻にしてこの夫ありといういい人ぶりですね。シーリーンが加わってから、アニスは夫に自分が如何に夫を愛しているのかをもっとダイレクトな言葉で伝えるようになります。

広告

パリヤさんが花嫁になるために奮闘

バダンとハルガルの襲撃でパリヤさんの家は完全に崩壊していました。家は街で協力して立て直せばいいんですが、嫁入りのために用意していた布が全て燃えてしまうという惨劇。家を立て直す間、アミルの家に居候して失われた布を少しでも作ろうとがんばります。

そもそもパリヤさんは、実はすごくシャイで素直な性格なんですが、思っていることをそのまま相手に伝えてしまうので縁談となるとこれまでなかなかまとまりませんでした。しかし、現在は片思い中でその相手ウマルからもよく思われていて、縁談がまとまりそうになっています。バダンたちとのいざこざもあったことから、結婚式は当分の間延期になってしまいました。

アミルの家の祖母は、パリヤさんがいい性格であることを認めつつも、苦手な刺繍を克服していい嫁になるようバシバシしごき始めます。「雑」「せっかち」「力まかせ」といった厳しい評価を受けつつ、針仕事を頑張るパリヤさん。萌えます。

一方、相手のウマルも結婚式が延期になってしまって、気を揉んでいました。人出が足りないだろうというウマル父の計らいで、ウマルも町の復興を手伝うことになります。そろばんができるということで、買い直す町の備品の総額見積もりの作業をこなします。手伝いに来たウマルにパンを渡しに行くパリヤさん。そのとき、いい雰囲気で会話できて、後から思い出し笑いしているところがキモすぎます。

町の復興のために、水路掃除をしているときにガサツなところを見られてショックを受けたりするところは可愛いですね。それを挽回するために、なぜか斜め上に他のお嫁さんを参考にするためにストーキングしちゃったり。ストーキングされたカモーラさんとは、結局友達に慣れましたし、このあたりパリヤさんが実はいい性格であることをみんなわかってますね。9巻は幸せになったパリヤさんを見れそう。

戦いの結果、父親が死んで族長を継いだアゼルはロシアとの国境付近に陣取って遊牧することになった様子。おそらく、これからもロシアとの小競り合いがあって、このエピソードは続きそうです。他にも、相変わらずラブラブで一緒に狩りに行くカルルクとアミルのエピソードも挟まれていました。

どんどん別のお嫁さんも取り上げていくのかと思ったら、アミルからその周辺に話が広がっていって面白いですね。あの双子ちゃんが結婚後、どんな生活をしているのかも描いてくれないかなあ。

乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)

乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)

乙嫁語り 8巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

乙嫁語り 8巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

乙嫁語り コミック 1-6巻セット (ビームコミックス)

乙嫁語り コミック 1-6巻セット (ビームコミックス)

関連エントリ

phmpk.hatenablog.com

phmpk.hatenablog.com

広告

広告