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キャタピラー / 村田真哉 / 速水時貞(7)、パラポネラに先代クモ、キャタピラーの師匠まで出てきて各所で熱い戦い

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キャタピラー 7巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

「アラクニド」に登場した芋蟲が主人公のスピンオフ。原作はアラクニドと同じ村田真哉先生。作画は匣咲いすか先生が担当していたんですが、3巻まで進んだ所で27歳にして急逝されてしまいました。2014年に入って作画担当を速水時貞先生が引き継いで連載再開されています。

姉の死の真相をつかむべく、鳳蝶(アゲハ)と名乗る人物の誘いに乗って国内最大級クルーズ船に乗り込んだ芋蟲。次々に襲いかかってくる蟲たち。芋蟲は、「鳳蝶」の正体が姉をいじめていた亜貴穂であることカブトムシから聞き出します。

ハナカマキリとキノハダカマキリが鳳蝶のもとに向かっていると、5巻の最後に出てきていたパラポネラが迎え撃ちます。さらにそこに先代クモまで登場して、また複雑な展開に。

7巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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パラポネラ対キノハダカマキリ

弟子であるハナカマキリを逃がし、1対1でパラポネラに挑むキノハダカマキリ。予想に反して、斬撃でパラポネラを上回り、キノハダカマキリが戦いを優勢に進めていきます。

しかし、船が一瞬揺れた時に生じた隙に、パラポネラが腕の剣を飛ばしてきてキノハダカマキリは腹を貫かれます。パラポネラが勝利し、様子見していた蜘蛛とパラポネラの戦いに。

カブトムシ対クワガタ

アリスと戦って暴れまわったカブトムシに挑んでくるのはクワガタ。ゴキブリも訓練を受けた果樹園で、カブトムシにしごかれていた卒業生4人組がクワガタでした。カブトムシを更年期のロートルだの、エセ最強だのと呼んで挑発。ブチ切れたカブトムシが船に強大な一撃を食らわせます。これわ先ほどの戦いの揺れの正体でした。

キャタピラー対ツムギアリ&ジガバチ

芋蟲の前に現れたのは幼い風貌の三つ子のツミギアリ。しかし、その小さな体に反した驚異的な怪力で軽々と上空に打ち上げられてオモチャにされます。反撃しようとしたところで、ジガバチが出てきて麻酔を撃ち込まれます。

ジガバチ特性の麻酔で、毒の効かない芋蟲も肝炎に動きを止められます。体の動きを肝炎に奪われて、ツムギアリに弄ばれているところで、先述の揺れが起こって麻酔が外れ、ツムギアリたちはボコボコにされます。

キャタピラー対サソリ

芋蟲を拘束して一息ついたジガバチでしたが、あっさりとサソリの針で眠らされます。芋蟲と蠍の戦いに。勝負の決着は一瞬でした。蠍の針をギリギリのスウェイでかわして、カウンターの膝蹴り。通常の反応速度を超えて針をかわせたのは、蜘蛛に巻き付けられたまま残っていた糸で振動を感じ取れたから。

ハナカマキリと合流した芋蟲の前に現れたのは、芋蟲が師匠と呼ぶ岩峰正一郎という男。一撃でリオックを倒す実力者です。組織の命令に不審なものを感じた岩峰は、その出所が企業連合体「鳳蝶」グループの会長玖我山瑠璃雄であることを突き止めていました。

クルーズに乗っている瑠璃雄の車いすを押しながら「お義父さん」と呼ぶアゲハ。その瑠璃雄は、頼子の写真を見ながら「ボス」とあがめています。

同日発売のアラクニド最終14巻を読んでいるとオオっとなる展開ですね。組織のボスで100年の時を生きる頼子も絡んできました。

キャタピラー(7) (ヤングガンガンコミックス)

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キャタピラー 7巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

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