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プラチナエンド / 小畑健 / 大場つぐみ(2)、メトロポリマンの策略により殺される3人の神候補

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プラチナエンド 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

「デスノート」「バクマン」の小畑健先生と大場つぐみ先生が再びタッグを組んで、連載を青年誌に移して始まったのが「プラチナエンド」。絵柄は再びデスノートに戻って、天使が登場するということでデスノートの設定が色濃く出ています。

13人の神候補がデスノートを超える力を持つ天使の翼と赤と白の矢を手に、次の神の座を争います。といっても主人公の明日にはそんな気はさらさらありませんが。

道具 効果
天使の翼 矢よりも早く自由に空を飛ぶことができる
赤の矢 刺した相手を自分を愛してくれるように操ることができる
白の矢 刺した相手を殺せる

お笑い芸人のロドリゲス頓間は、赤の矢を使ってトップアイドルから女優まで次々に自分に惚れさせて性欲を満たすためだけに使います。そのロドリゲス頓間を殺したのは、特撮ヒーローと思しきスーツを身にまとった白の矢を持つ神候補メトロポリマン。メトロポリマンはテレビの前で他の神候補に宣戦布告します。

明日は殺されないよう、翼と矢を使うところを誰に見られないようにして、高校に入学しますが、初日にして片思いしていた咲ちゃんという女の子に赤の矢で射ぬかれてしまいます。

2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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明日がもともと咲のことを好きだったと知った天使のルベルは、明日と組むことを提案します。赤の矢の効力である33日間が終わっても取れない明日の顔の紅潮。咲も明日のことを信頼し、2人でメトロポリマンを倒すことを決意します。

一方、メトロポリマンは、自分以外の神候補が姿を現さないことから、野球場で話しあおうとテレビを通じて呼びかけます。明日と咲は、神候補にしか見えない天使や翼を見ても反応しないように気をつけながら球場に行きます。大勢の観客が見守る中、球場の真ん中に降り立つメトロポリマン。

そのメトロポリマンに向かって、メトロブルーとイエローのスーツを着た2人の神候補が赤の矢を撃ち込みます。矢は刺さりません。メトロポリマンは囮で、すでに本物に赤の矢を刺されていました。ブルーとイエローの2人は同じ予備校に通う浪人生。人生に絶望していましたが、天使の力を手にして神になることを誓い合った2人でした。さらに翼を持った少女もブルーとイエローの仲間に加わりたいと現れます。

ノコノコと現れた少女は、すぐさま後ろから赤の矢をメトロポリマンに刺されて、連れ去られます。ここで、グリーンとピンクも2人の仲間に加わりたいと現れます。グリーンとピンクにすぐさま赤の矢を刺しに行くブルーとイエロー。その隙に囮だったメトロポリマンが、本物に高速で飛んできて入れ替わります。入れ替わりに気付かず中央に並んだときに白の矢で殺されるブルーと赤の矢で操られるイエロー。

グリーンとピンクは、メトロポリマンにお金をもらって演技をしていた一般人でした。翼と矢を確認しなかったのが致命的ミス。さらに他の神候補に見せつけるために、イエローと少女を白の矢で殺します。2巻の最初でルベルがチラッと話していましたが、自分が殺した神候補の天使の力は、殺した人が手にして他の人に移せるようになります。これでメトロポリマンは、3人の神候補を殺し、1級天使のついた3人を手下に入れたも同然の強さを手に入れます。

3巻の終わりで、明日と咲のいる部屋の窓の外に、翼を持つ神候補が現れます。14人に赤の矢を打ち込んで、球場で捜索させていました。探しだした明日と咲に信用してもらうために赤の矢で刺せと言います。怪しい風貌のサラリーマン風ですが、味方ではあるようです。

神候補は残り9人、やっぱり殺し合って生き残った1人が神になれるんでしょうか。デスノートの時と違って、ルールを後から明らかにしていくってのは、想像のしがいがあっていいですね。

プラチナエンド 2 (ジャンプコミックス)

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