DEAD TubeはYouTubeをもじった動画投稿サイト。視聴数を稼ぐためならなんでもありの動画投稿サイトを巡って、映画研究部に所属する高校2年の町谷智浩が殺人ゲームに巻き込まれていきます。原作山口ミコト先生、作画北河トウタ先生の学園スリラー。
標的を1秒撮影するごとに100万円もらえるという破格の報酬に釣られてやってきた参加者たちを待っていたのは、無人島での殺人ゲームでした。撮影する標的は島に潜む殺人鬼クレイジーラスカル。1泊目を終えて、西島という男が殺され、全員のカメラやケータイが破壊されます。
3巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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全員で交代しながらロッジ周辺を警備することになりますが、城垣という男が声を出して窓から外に不審者を見たと言ったかと思うと、2階から叫び声。
城垣の彼女の能見玲羅の部屋に行くと、中で江口という男が首を斬られて死んでいました。唯一壊されていなかった玲羅のカメラも破壊されてしまいましたが、メディアは無事で町谷のカメラで再生することに。
そこには、江口と玲羅の情事の最中にアライグマの仮面をかぶったクレイジーラスカルが乱入してきて江口の首を切断するところが写っていました。なぜか玲羅は気絶してそのまま殺されず。目が覚めて気づいたときに声を上げていました。
町谷は、殺人鬼は外ではなく中にいるのではないか、という最初に思っていた疑問をとうとう口に出します。周りを信用できない中、町谷たち4人は2人ずつペアになって眠らずに周りを警戒することに。町谷と三輪が2人で部屋にいるときにいい雰囲気になってきたところで、クレイジーラスカルが壁をぶち抜いて2人に襲ってきます。すぐさま扉を開けてクレイジーラスカルと戦闘を開始する真城。町谷と三輪が2人とも裸なのを見て真城が錯乱している間に、クレイジーラスカルは逃げます。
このあと、真城も行方不明になり、実は探偵だったと名乗りを上げた手駒が捜査を開始します。マスターキーを見つけ、13人目の参加者が寝るはずだった部屋に、大量のアライグマのお面やコスチュームを見つけます。その部屋にはなぜか言葉を話さない少女もいました。
再び叫び声が聞こえたかと思うと、玲羅が穴という穴を全部縫合されて死体となって発見されます。クレイジーラスカルの仕業ではないっぽいですね。死体を見ている一同の前に堂々とクレイジーラスカルが現れてナタで斬りかかってきます。石崎軍児が隠し持っていた猟銃でクレイジーラスカルに発砲し、逃げたクレイジーラスカルを追うよう男たちに命令。女だけをロッジに残して立てこもります。
玲羅を殺したのはクレイジーラスカルとは手口が違うので城垣のような気がしますね。推理するには情報があまりに少なすぎるので、サスペンスとしての体はなしていませんが、ギャグホラー感はあります。
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