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3x3 EYES 鬼籍の闇の契約者 / 高田裕三(1)、12年後の続編、サンハーラの闇をその身に取り込んだ73億分の1の少年の登場

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3×3EYES 鬼籍の闇の契約者(1) (ヤングマガジンコミックス)

3x3 EYESの続編「幻獣の森の遭難者」が全4巻で完結し、次のシリーズ「鬼籍の闇の契約者」が始まりました。

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

木星を消滅させたらどうなるのか、そんなことを考えている闇をまとった少年が最初のページで登場します。

舞台となっているのは、3x3 EYES本編で鬼眼王とベナレスとの死闘を終えた12年後。

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  1. 南インド洋に浮かぶ海上基地。基地を襲った海賊たちを制圧する八雲の姿がありました。基地の下には、海底に沈んだサンハーラ神殿がありました。基地を作ってサンハーラを手に入れようとしていたのは、CIAと元KGBが母体となっている米露共同の民間開発会社でした。

  2. サンハーラという資源を人間が手にするように焚き付けていたのがスキウロスという怪しい男。八雲は、会ってすぐに人間ではないと見抜きます。スキウロスはドロウーマという相手の攻撃を斥力で跳ね返す獣魔を使役し、八雲と五角以上に戦います。戦いの最中、突如としてサンハーラの発していた精が消失。

  3. サンハーラから消えた精は、そのとき日本で自殺しようとしていたごく普通の高校生である鳥谷喜一(とりたにきいち)に宿っていました。喜一の暴走を三只眼が止めます。

  4. 転移で逃げた喜一と合流したスキウロスは、喜一がサンハーラの闇と融合して実体を得た神に等しい強さを持つ存在であることを語ります。73億分の1で選ばれたたったひとりの人物。スキウロスの助言に従って、月の裏側に飛んで鬼眼王のいる龍皇城を破壊する喜一。その力でベナレスを封じ込めます。

  5. 一瞬で地球に転移してきて、八雲たちとの戦いになり、三只眼が意識を失って連れ去られます。八雲には隠していましたが、三只眼は鬼眼王の中に封じられていた多くの三只眼たちの力と意識を取り込んで現在の人格を保つことが難しくなっていました。喜一が取り込んだ闇は自我を獲得しており、本能に従って世界に散らばった闇を統合することが希であると語ります。

  6. 三只眼を連れ去った喜一は、サンハーラの闇の力をウロボロスと呼び、この力で争いのない平和な世界を作ると言います。

いきなり、偶然選ばれたという理由でベナレスをも封印する巨大な敵が登場しました。一見雑魚に見えるスキウロスも、相手の攻撃の向きを変えたり跳ね返したりするというメタな能力で最強八雲と張り合えています。唐突な気もしますが、時間をかけて強い敵が蘇る、みたいな展開はなかなか読者も待ってくれませんからね。

3×3EYES 鬼籍の闇の契約者(1) (ヤングマガジンコミックス)

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