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Ubel Blatt / 塩野干支郎次(18)、ケインツェルとイクフェスの黒翼を破るグレンの天幻

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Ubel Blatt?ユーベルブラット? 18巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

主人公ケインツェルの壮大な復讐劇を描くダークファンタジー。物語の舞台は、妖精や魔物、魔法が存在する世界「サーランディエン」にある、サーラント帝国。ケインツェル達を裏切り、名誉と地位を手にした七英雄を倒すのが目的です。その七英雄も残り2人(グレンとイシューディーン)となりましたが、一度倒したグレンは若返って蘇り、配下に不気味な闇の異邦の力を使ったと思しき怪物を従えて帝国の支配を進めています。

皇帝自ら反逆者であり自分の息子でもあるグレンを討つために出陣。皇帝がグレン派の根城であるゾルングド城で逆賊を倒しているところに、グレンの乗った浮遊城が到着し、砲撃により圧倒的な火力ですべてを焼き尽くそうとします。

18巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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エルサリアの船からの砲撃で自分たちの乗る船が攻撃されるのを厭わず、城に向けて攻撃を続けるグレン。ケインツェルたちは城に皇帝が居ることに気付き、すぐさま向かいます。

皇帝と対峙した天槍騎士団の面々ですが、年寄とは思えない身体能力で皇帝の剣の前に倒れていきます。皇帝がかつて刀匠ルディフトと並び称された希代の戦士だったという事実がここで明らかに。それならば、あの強さも納得ですね。

皇帝にケインツェルが加勢すると、ケインツェルを殺そうとグノーディスが出てきます。ケインツェルが繰り出す奥義「黒翼」を見て、皇帝はケインツェルの正体に気付きます。

浮遊城からは、小型艇が出てきて、ケインツェルたちのいるところにグレンが降り立ちます。ケインツェルを見てアシェリートと呼ぶグレン。自分を討ったケインツェルの正体に気付いていました。

過去にケインツェルに殺されたグレンは、アシェリートが復讐に現れる予感から自分の体に「闇の異邦」の技で合成された小さな赤子を埋め込んでいました。その赤子が、グレンが死ぬと、死んだ肉体を喰い尽くし、魂と野望を飲み込み、すべてを受け継いだ化け物として成長したのが今のグレン。

皇帝を「父上」と呼び降伏を促すグレンですが、皇帝はグレンを「グレンの肉体の残骸」と呼び息子とは認めません。グレンの刃で致命傷を負う皇帝。ケインツェルがグレンに向かって行きますが、グレンはケインツェルを一蹴。

グレンが皇帝にトドメを刺そうかというところで、登場するイクフェス。グレン侯には恩があるが、皇帝陛下に刃を向けるなら反逆者と断じ、皇帝側に付きます。ケインツェルとイクフェス2人の使い手が繰り出す黒翼の前に、グレンの部下は消し飛びますが、グレンは黒翼を破るために編み出した技「天幻」でボコボコに。

「私がお前を恐れることは二度とない」といいケインツェルにトドメを刺さずにその場から立ち去るグレン。ご都合展開用のお手本フラグみたいなセリフと振る舞いですね。皇帝は死を前にしてアシェリートに何かを伝えようとしています。ここまで来て、さらに驚きの事実が明らかになるんでしょうか。

次の19巻で完結のようですが、展開としては、異様な風体のグレン城にイクフェスとケインツェルが乗り込んで、イシューディーンとグレンを倒してめでたしめでたしとなるって感じでしょうか。ここからたたむとなると急展開になりそうです。

Ubel Blatt?ユーベルブラット? 18巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

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