ホラー&バイオレンスな三家本先生の最新作。パターンは毎回ほぼ同じなんですが、肩肘張らずに読めて、それでいていろいろキャラクターが練られているので飽きずにずっと追いかけられます。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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怪しい雰囲気をまとう女子生徒の甘里ミオの家を担任の杉村先生が訪れるシーンからスタート。杉村先生は、甘里が書いた校内掲示板の「助けてほしければ私のところへ」という張り紙を見てやってきていました。趣味のスケッチをしているところで、女が首をはねられた後、奇怪な人形が動き始める儀式を目撃してしまった杉村先生。
儀式を見てしまった杉村先生を殺そうと現れる「アイアン・ゴースト」。アイアン・ゴーストは、霊的金属と霊体物質(エクトプラズム)が結合して動く怪物。甘里も、その体からエクトプラズムを放出して人形「ゴースト・リッパー」を動かします。圧倒的な力で、生まれて間もない相手のアイアン・ゴーストを破壊。
アイアン・ゴーストを使って暗躍するのが「闇の騎士団」。わかりやすい戦いが幕を開けます。
主人公はわかりやすいくらい最強っぽいですが、ゴースト・リッパー操作中の本体は無防備なようです。さらに、アイアン・ゴースト使いを感知できる能力者がキーになっている模様。難しくストーリーをひねらず、特に伏線っぽいものもなく、次々に戦いに突入していくこういうマンガもまた癒やしになる面白さです。
- 作者: 三家本礼
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2018/01/12
- メディア: Kindle版
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