連載では、19年続いた鷲巣との戦いが残り3話で終局となることが明かされています。遅々として進まない最終局を描く32巻と33巻。
32巻のあらすじ
オーラスで配牌で国士無双をツモったかに見えましたが1sは幻で、鳥が飛び去って白に姿を変えます。対するアカギが1sを4枚ツモりました。気を失って、地獄に落ちるも打倒アカギのために、再び舞い戻ってきます。
33巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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中と白を重ねて、9sを切る鷲巣。部下は止めようとしますが、鷲巣は直感でアカギの黒牌が1sであることを察していました。
鷲巣はさらに発を重ねます。鈴木の手配に白発中一牌ずつある状態で、3対子を持ち大三元確定。あと1順回して有効牌を引けば、鈴木の差し込みで鳴きを連発して上がりという状況になります。
アカギはここから1sを暗カン→嶺上牌で南を引いてツモ上がれません。安岡は東ツモで鷲巣の有効牌を1枚潰して2s切り。その2sをアカギはポン。5s裸単騎になって、安岡にツモを回します。安岡が残り1枚の鷲巣有効牌を潰せるかどうか、というところで終わります。
配牌からありえないツモ連続なんで、ここから無駄ヅモを連発させて引き伸ばせますね。鷲巣が大三元を上がって勝利する、という展開がないことだけは明らか。読者の興味は、最後の最後、どうやって鷲巣が死に至るのかという一点のみになりました。
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