「会いにいけるアイドル」「週末ヒロイン」など、売れるアイドルには必須のキャッチコピーがあります。バックステージ!に登場する主人公アイドルたちのコンセプトは、なんと「売れなかったらAVデビューするアイドル」。売れない場合に、始めからAVデビューすることを宣言しておく崖っぷちの戦い。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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芸能事務所DSD所長の鬼頭から、売れていないことを理由にAVデビューを迫られるアイドルグループ、マイストことマイルストーン。契約があり、やめるためには一人あたり3千万円のを支払わなければなりません。追い詰められた状況で、マネージャーの井上カスミは、「売れなかったらAVデビューするアイドル」をキャッチコピーに1億5千万円を稼ぐことを宣言。ちなみに井上も、売れない場合は、そのアイドルグループのマネージャーがAVにでちゃいましたモノでAVデビューとなります。
井上が頼ったのは、伝説のアイドルグループ・ハニーガールズをプロデュースした三間坂という男。三間坂は、鬼頭のせいでハニーガールズが解散に追い込まれた怨みもあり、井上の頼みを引き受けます。
歌とダンスの練習に励むマイストを否定し、アイドルに重要なのは「ヘタでも必死に歌ったり踊ったりする」ことだけだと断言。時間がない以上、トレーニングよりもファンを増やす努力に当てるべきだといいます。
三間坂は無料でライブを開催させます。AVデビューで話題になっていたこともあり、階乗は満員。しかし、このままでは稼げません。三間坂が考えていた稼ぐ策はガチャ。ライブ終了後にガチャを用意していて、中身は1等「AVデビュー後に男優として出演できる券」2等「AVにメンバーがでたときに口でしてもらえる券」といったとんでもないもの。しかし、このガチャが盛況で70万円を売り上げます。
ハチャメチャな設定ですが、アイドル→AV女優というルートを逆手に取った面白いネタ。続きが楽しみです。それにしても、本編ででてきた「愛(アイ)を金(ドル)に変えるから、アイドルなんだ」という表現はうまいこと言ってますね。
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