肉食獣と草食獣が共存する世界。中高一貫全寮制のチェリートン学園が舞台です。主人公はハイイロオオカミのレゴシ。稽古の見張り役をしていたときに遭遇した雌ウサギのハルと屋上で再会します。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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雌ウサギのハルは誰とでも肉体関係になると噂されていました。その噂通り、園芸の手伝いをしたレゴシにも迫りますが、レゴシは拒否して出ていきます。
ルイを筆頭とした演劇部は、チェリートン学園栄誉賞を受けて表彰されていました。その表彰公演アドラーの開幕が迫っていました。そのルイの足の負傷は隠しきれないほど重症になってきます。
1日目の公演を終えて、ルイが倒れ、代役としてベンガルトラのビルがアドラーを演じることになります。ビルが演じていたアドラーの敵役をレゴシが演じることに。
当日、気分をハイにするためにウサギの血を飲んでドーピングしたビルの姿がありました。鼻が利くためにそのことに気づいたレゴシは、初めて怒りを見せます。劇が始まると本気でビルに襲いかかります。リアリティのある劇に圧倒される観客たち。どうなることかと思った部員たちでしたが、そのビルを偽物のアドラーとして倒す本物のアドラーとしてルイが登場して、さらなる盛り上がりを見せて終幕。
演劇部の面々は普通の生徒ではなく、事情を抱えた動物たちがスカウトされて集められたということがさりげなく明らかにされましたね。ルイも何かウラがあるんでしょうか。最初に殺されたテムにつながる話は出てきませんでしたが、これからいろいろな闇が明らかになっていくんでしょう。
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