東京湾の水深200メートル、電車で行けるところにオープンした「マグメル深海水族館」が舞台のマンガ。主人公はその水族館で清掃アルバイトとして働く天城航太郎。
ダイオウイカやダイオウグソクムシ、ラブカといったあまり知ることのない深海生物の生態が描かれます。
ハラハラするシーンがあるわけではなく、淡々とした成長物語ですが、じわじわ胸が熱くなる面白さがあります。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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5年前にオープンしたマグメル深海水族館での得難い体験を胸に、その水族館で清掃アルバイトとして働き始めた天城航太郎。アルバイトながら、そのマニアックな知識でお客に解説しているところを館長に見られます。
清掃員ながら、港からラブカの卵を持ち帰ったり、副館長の奥さんを案内したり、餌やりを手伝ったりといった体験で成長していく航太郎。
航太郎の姿を誰かと重ねた館長は、航太郎に飼育補助のしごとをしないかと持ちかけます。
時折挟まれる航太郎の父親の言動を見る限り、館長の知り合いで深海で命を落とした人物のような気がしますね。年齢的には館長より上で、先輩でしょうか。
ダイオウイカやマッコウクジラのような代表的で大きな生物が1巻では出てきましたけど、2巻で何が出てくるのか今から楽しみです。
- 作者: 椙下聖海,石垣幸二
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