巨大カマキリの怪物が徘徊する仲、息を潜める3人+動けないデブ。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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怪物が4人のいた清掃道具をしまっていた倉庫を開けますが、中には誰もいません。4人は、天井裏から逃げていました。そこで、小倉という男の罠に捕まります。
小倉はルポライターとして、怪しい噂の出ていた高レベル放射性廃棄物最終処分場「ゆりかご」に潜入していました。そこで、冷凍人間の解体や、化け物への給餌といった仕事をさせられることを知ります。
地下深くの広大な施設で逃げ切れないと悟った小倉は、天井裏に潜むようになります。施設にある玉座の間という場所で、総理大臣と化け物の首領の話し合いがあったことを語る小倉。
総理大臣は化け物の前でひざまずいて温暖化問題の解決をお願いしていました。化け物は人間のお陰で個体数が十分に増えたことの礼を述べてから、その場にいた人間を虐殺します。
小倉の話をすべて聞いて怒りを見せるナツネ。このあと、ナツネが単独で化け物に挑んで食われますが、なぜか体が再生して原の中から出てきます。
ナツネの過去が明らかになります。ナツネはこの施設で生み出された「増殖種」という再生能力を持つ人間でした。高校生くらいに見えましたが、まだ6歳。母親に連れ出されて逃げ出し、母親は不完全な増殖種だったために体がぶよぶよにでかくなって死んでいました。ナツネがこの施設に潜入したのは、自分を生み出した奴らに会いに行くため。
化け物たちはと言うと、玉座の間で為政者とおぼしき人間に「17人」と謎の指令を伝えていました。
ナツネは再生超人、山引はマッドサイエンティスト、伊江は瞬間記憶と、ただただ恐怖に逃げ惑う展開から個々の能力を活かして反撃に移っていく展開になりそうですね。敵の正体代わりと単純な宇宙人っぽかったのが残念です。
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