9巻のあらすじと感想
大病院を経営する秋光家の御曹司である崇のもと、臓器売買メンバーとして犯罪者の「鯨」から臓器を取り出す女子高生の環。
崇は、再生医療研究をすすめるため、中国の要人である曹から臓器提供の話を受けて揺れています。
環が行方を追う英医師は姿を消し、記者の廣瀬や刑事の桜田は臓器にまつわる一連の事件を追いかけています。
秋光家がアメリカと関わりがあったこととが明らかになりましたが、伏線を広げ続けて、どうやって回収するのかそろそろ不安になってきました。
10巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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9巻で登場した環の姿に心酔した臓器収集シリアルキラーは、監視カメラの映像からすぐさま特定されて環の餌食となります。
リュウと繋がりながらも秋光家に忠誠を誓って、崇の手足となって動く加藤の過去が明らかになります。日本で補足したテロ対策メンバーに選抜され、FBIに出向していた加藤は、テロリストとの戦いで腹に銃弾を受けて肝機能を失います。その加藤が復帰できるように手をつくしたのが崇の祖父である正。正の幹細胞を使った再生医療の最初の実験体となり、加藤は正常な肝機能を取り戻していました。
廣瀬は、SNSを使って、見る人が見れば英とわかるメッセージを無差別にばら撒いて環が反応してくるのを待ちます。
崇は、曹に2000人の臓器提供を受けると連絡。姿を消していた神崎は、再び何らかの行動を開始します。
本編の進みはゆるやかで、伏線の回収は加藤の過去くらいでした。それもそんなにストーリー的には意外性なし。毎回、誰かしらの犯罪者を狩るのと抱き合わせで1巻ずつ進んでいくですが、環が無敵すぎて盛り上がりに欠けるようになってきた気がしますね。
- 作者: ナガテユカ
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11巻のあらすじと感想
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