次々と巨大なバケモノが襲いかかってくるパニックホラーマンガ。14巻から第2部に突入。主人公は、エボルを父に持つ片足がバケモノ化した鷹代魅央(たかしろみお)。
魅央たちは、あべのハルクスの主に頼まれて大阪城へ行くことになります。目的は大阪城にあるクローン製造装置。魅央たちの前に姿を現したクローン製造装置の持ち主は、魅央の父親のオリジナル陽でした。陽は、ルシリアの主であるナルミの狂った野望のために、クローン製造装置は貸せないと言います。弟を蘇らせたい魅央は、陽に対する殺意を剥き出しにします。
18巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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魅央のバケモノ足での一撃を、指一本で止めて子ども扱いする陽。まったく勝負にならないかと思われましたが、魅央が右手で殴りかかると右手もバケモノ化して一撃を食らわせることに成功します。「特殊生物の肉を食ったのか」と驚く陽でしたが、魅央にエボルとして力をコントロールする方法を教えると言います。その提案を蹴って飛び出していく魅央。交渉は結局、決裂します。
その交渉の結果を聞いたルシリアの主ナルミは、クローン製造装置を奪い取るべく聖戦を決断。変異体の兵を率いて大阪城に向かいます。レンの姉がルシリアに捕らわれて行方不明になったという伏線がありましたが、あの儀式のときの注射の洗礼に耐えられずバケモノになってしまったことが示唆されます。化け物になった人たちは、集合体として3つ首のトール型サイズのバケモノに。
3つ首のトール型が大阪城を襲ったときに現れたのが、18巻の表紙になっている太陽の塔、の姿をしたバケモノの体のロボット。操るのは瑛士の弟の絢士(けんじ)、懐かしいキャラですね。変形した太陽の塔と、ゴジラ対キングギドラのような戦いが始まります。
大阪城内部では陽と陽のクローン変異体と、ナルミとルシリアの変異体の戦争がはじまりました。魅央は自らの体のバケモノ化に苦しみつつ、3つ首のトール型の体内に捕らわれたレンを助け出します。
ナルミがクローン製造装置を狙うのは、陽と「あの男」と話す人物を蘇らせるためでした。魅央と同じ動機ですね。ナルミは「救世主の復活」と言っていますが、これまでに登場した主要人物の誰かなんでしょう。早乙女あたりかな。
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