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ハカイジュウ / 本田真吾(19)、明らかになる第1部終幕後の世界と救世主の正体

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ハカイジュウ(19) (少年チャンピオン・コミックス)

次々と巨大なバケモノが襲いかかってくるパニックホラーマンガ。14巻から第2部に突入。主人公は、エボルを父に持つ片足がバケモノ化した鷹代魅央(たかしろみお)。

魅央たちは、あべのハルクスの主に頼まれて大阪城へ行くことになります。目的は大阪城にあるクローン製造装置。魅央たちの前に姿を現したクローン製造装置の持ち主は、魅央の父親のオリジナル陽でした。

クローン装置を使わせて欲しいという交渉は決裂。城外では絢士操る太陽の塔と3つ首のトール型との怪獣対決。城内では陽とルシリアの主ナルミの戦いが始まります。

19巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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魅央は、レンを変異集合体から救い出すときに力を限界まで使い、右足だけでなく全身が化け物に浸食されていきます。意識を無くす前に、父親に会って自分の気持ちをぶつけようとします。

大阪城の中で対峙する鷹代陽と、ルシリアの主ナルミ。両者ともエボルの姿になり、壮絶な戦いを繰り広げます。19巻の表紙は、エボルの姿になった陽。

絢士操る太陽の塔と、三つ首変異集合体の戦いは、変異集合体が優位に進めていきます。カドワキとソウマも融合して新たに2つの頭を搭載し、機敏な動きで攻撃を仕掛けていきます。太陽の塔は、目からレーザーを照射しますが頭一つ潰したところで、反撃され、化け物が暴走してアンコントロールモードに入ります。

陽の回想により、大量の帝王サイズの化け物軍団との戦いが始まろうかというところで終わった第1部の最終回のその後が描かれます。そして、明らかになるナルミが救世主(メシア)と呼ぶ人物の正体。

あのとき、人類に襲い掛かった帝王サイズの化け物たちを撃退したのは、スカイツリー地下に眠っていた帝王サイズ化け物と融合した武重先生でした。帝王とのファイナルフューズを果たし、すべての帝王サイズを撃退した後で、永い眠りについていました。

ナルミがどんな刺激を加えても起きなかった武重先生と融合した帝王。ナルミは内部で同化した帝王の中から武重先生の脳だけを取り出していました。クローン製造装置で作り出したクローンは、記憶も人格も完全に別人ですが、本人の脳を移植すれば話は変わります。武重先生をクローンとして蘇らせ、再び人類の希望として化け物と闘ってもらうというのがナルミの願いでした。うーん、こう書くとナルミの主張の方が筋が通っているような気がしますね。というか、読者的には復活した武重先生を見てみたい。

絢士は暴走する太陽の塔を制御するため、脳を太陽の塔と直結させます。陽とナルミが戦っているところに駆けつけた魅央でしたが、変異体に意識を乗っ取られて暴走します。ナルミが回転しながら放った奥義から、魅央をかばう陽。陽の呼びかけによって、魅央は意識を取り戻しますが、深手を負った陽は命を落とします。

暴走していた魅央を救うために、陽がチラッと早乙女のラボに連れていく、といったことを口走っていたので、早乙女博士も生きているようです。救世主かもという私の予想は大外れでした。武重先生が復活して、教え子と瓜二つな魅央を守るナイトとなるっていう筋書きになりそうですね。

ハカイジュウ(19) (少年チャンピオン・コミックス)

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